2022年春に公開が予定されているロバート・パティンソンが新星バットマンを演じる映画『THE BATMAN-ザ・バットマンー』(以下『ザ・バットマン』)。そのスピンオフ第2弾となるペンギンを題材にしたドラマシリーズが米HBO Maxにて製作されることが判明した。米Varietyが報じている。
まだ初期段階だという本企画でペンギンを演じるのは、映画にも同役で登場しているコリン・ファレル(『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』)。情報筋によると、コリンとの正式な契約には至っておらず、本件についてHBO Maxからの正式な発表はない。脚本は『エージェント・オブ・シールド』で知られるローレン・ルフランが担当する。
本作では、ペンギンがゴッサムの犯罪組織の中で権力を得ていく様子が描かれるという。『ザ・バットマン』の監督であるマット・リーヴス(『猿の惑星』シリーズ)と、同作のプロデューサーであるディラン・クラーク(『ザ・ワイルズ ~孤島に残された少女たち~』)が製作総指揮を務める。
オズワルド・コブルポットことペンギンは、バットマンシリーズの中で最も有名なキャラクターの一人。実写版では、これまでにバージェス・メレディス(『バットマン』)、ダニー・デヴィート(『バットマン リターンズ』)、そして2014年のTVシリーズ『GOTHAM/ゴッサム』ではロビン・ロード・テイラーが演じてきた。
ペンギンを主人公にした本企画が実現すれば、『ザ・バットマン』から誕生するスピンオフシリーズの第2弾になる。HBO Maxでは、バットマンの1年目の活躍を描く原作コミック「Year One」を基にする前日譚ドラマも発注済みで、本作ではジョー・バートン(『Giri /Haji』)がショーランナーを務める。これは、HBOの親会社であるワーナーメディアが、複数のプラットフォームにわたって新しいバットマン・ユニバースを立ち上げようとする試みの一環だろう。
HBO Maxでは、ジョン・シナが出演する『ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結』のスピンオフ『ピースメーカー』、グレッグ・バーランティ(『The Flash/フラッシュ』の『グリーン・ランタン』、J・J・エイブラムス(『ウエストワールド』)の『ジャスティス・リーグ・ダーク』など、他にもいくつかのDCシリーズ作品が製作中だ。(海外ドラマNAVI)
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Photo:
コリン・ファレル©JMVM/FAMOUS