『ウィッチャー』シーズン2配信を前にシーズン3へ更新!ユニバース拡大へ

Netflix独占配信中のファンタジー・アクション・アドベンチャー『ウィッチャー』。12月17日(金)のシーズン2配信開始を前に、早くもシーズン3への更新が決定。さらにアニメ映画第2弾をはじめ、「ウィッチャー」ユニバースを拡大していく計画があることが発表された。米Deadlineが伝えている。

ゲーム化もされたアンドレイ・サプコフスキのファンタジー小説「ウィッチャー」シリーズを、大ファンであるヘンリー・カヴィル(『マン・オブ・スティール』)主演でシリーズ化した『ウィッチャー』。シーズン3の製作が発表されたのは日本時間9月26日(日)に開催されたNetflix初のグローバルファンイベント「TUDUM」内にて。

2019年に配信開始すると瞬く間に人気を集めた『ウィッチャー』。本作でヘンリーが演じるのは変異体(ミュータント)のゲラルト。怪物退治を請け負う凄腕ハンターであるゲラルトは陰謀と策略が渦巻く戦国の世で、運命に導かれるように戦い続けるというストーリー。イベント内ではシーズン2の未公開映像などが解禁され、ファンの期待を高めた。

続けて製作進行中の前日譚「The Witcher: Blood Origin(原題)」の撮影スタジオの様子が公開。本作でショーランナーを務める『オリジナルズ』の脚本などを手掛けたデクラン・デ・バラの案内によって小道具部屋や大がかりなセットなどが案内された。登場する動物はすべて手作りであると、こだわりを明かしたほか、主な舞台が水中であると話した。ドラマ作りの醍醐味は、頭に描いて紙に書いた物語が、優秀なスタッフによって形になることだと話すデ・バラは、「CGは使わず本物の獣を使う。遺伝子操作で獣を作る。コンテナの中にいて1日に3、4回エサを与えてるんだ」と信じられないような話も披露。

パンデミックの中での製作になるが、絶えず新型コロナウイルスの検査を行い、対策を万全にしているとのこと。本物を求め、広大な自然が広がるアイスランドまで飛び、リアリティを追求する徹底ぶりで「原作の前に起きた物語が見られる。"天体の合"以前のね。大変動で怪物と人間の世界が交わった。それこそこの作品の世界観だ」と話した。

最後に『ウィッチャー』製作総指揮のローレン・シュミット・ヒスリックは、今年8月に配信開始したアニメ映画『ウィッチャー 狼の悪夢』に続くアニメ映画第2弾の製作やキッズ・ファミリー向けシリーズの製作、そして『ウィッチャー』シーズン3の製作を発表。今後もNetflixで「ウィッチャー」の世界をますます楽しめることを嬉しそうに報告した。さらに盛り上がりを見せるに違いない『ウィッチャー』。まずはヘンリーが驚きに満ちたシーズンになるというシーズン2の配信を楽しみに待ちたい。(海外ドラマNAVI)

★今すぐ『ウィッチャー』を見る★

Photo:

Netflixオリジナルシリーズ『ウィッチャー』シーズン1は独占配信中