米CBSで12シーズン続いた大人気シットコム『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』(以下『ビッグバン★セオリー』)のスピンオフ『ヤング・シェルドン』。今秋、アメリカで放送されるシーズン5で、クーパー家の隣に住む少年ビリー・スパークス役を演じるワイアット・マクルーアがレギュラーに昇格することが明らかになった。米ScreenRantが伝えた。
本作は、心身深いクリスチャンの母親メアリーとフットボールチームでコーチをする父親ジョージ、そのチームメンバーでがさつな兄ジョージ―、しっかり者の双子の妹ミッシーに囲まれた天才児シェルドンを描くシリーズ。若干9歳にして兄と同じ高校に通うほど知能の高い彼だが、社会性の低さからいつも騒動を巻き起こしてしまう展開となる。
シェルドンの家族同様、ビリーは『ビッグバン★セオリー』の初期からシェルドンが語っていたテキサス時代の話に出ていたキャラクター。とは言え、オリジナルシリーズには一度も登場したことがなく、子ども時代に焦点を当てた本作でようやく姿を見ることができた。
『ビッグバン★セオリー』で語られるビリーは「いじめっ子」だったが、今のところのビリーはシェルドンに友好的とは言えずとも、無害な存在だ。しかし、両親の問題を抱えたペイジ(マッケナ・グレイス)が度々問題を起こしたように、ビリーの父ハーシェル(ビリー・ガーデル)が家庭を離れることで、彼にも悪影響が出ることは考えられる。オリジナル版ではシェルドンの父が不倫をし去っていったという話が何度も出てくるが、その相手がビリーの母親だった可能性もゼロではない。それをシェルドンより先に知ってしまったビリーがその不満をシェルドンにいじめという形でぶつけていたということも起こり得るだろう。
『ヤング・シェルドン』はU-NEXTにてシーズン1~3が独占配信中。本国では、現地時間の10月7日より米CBSにてシーズン5が放送開始。(海外ドラマNAVI)
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『ヤング・シェルドン』(C) Warner Bros.Entertainment Inc.