米CWの大人気ドラマ『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』でシーズン4よりカスティエルを演じたミシャ・コリンズが、出版したばかりの詩集に対する思いを語っている。米Entertainment Weeklyが報じた。
ミシャは、自分の人生で起こっていることを処理する方法として詩を書き始め、最初は自分のためだけに執筆していたのだという。しかし、『スーパーナチュラル』に出演し始めた頃、いくつかの詩を文芸誌に郵送するようになり、その結果、そのうち4作品をまとめた詩集「Some Things I Still Can"t Tell You(原題)」が10月12日(火)にアメリカで出版された。
ミシャは文芸誌に作品を送る前、"いつか、これが出版されたらどうなるだろうか?"と思うことはあったが、そう考えると神経質になってしまったため、出版のことは忘れて自分のためだけに詩をしたためたとのこと。しかし、書き溜めた詩の数が膨大になったことに気づいて、それまでの考えを改めるに至ったという。「ある時点で僕は十分な量の詩を書き溜めていて、心の奥では"けじめをつけるために、これを世界に出版したい"と思ったんだ。奇妙なことに、またしても自分のためにね」と、出版に対する心の変化を説明した。
さらにミシャは「Some Things I Still Can"t Tell You」について、自虐的なコメントも発している。「僕はCWの俳優だから変わっているかもね。誰かに、"CWの俳優が詩集を出版した"と言われても、僕はそれを読みたくないだろうな。だけど実際のところ、僕は詩集を誇りに思っているし、作品についてかなり良い感想を得ているよ」
20年間にわたるミシャの人生を綴った自伝的な詩集には、『スーパーナチュラル』でミシャが演じたカスティエルの視点で書かれた篇もあるという。また、将来的に次の詩集を執筆するかどうかはわからないが、この出版を機会に一歩ずつ前へ進めたいとも展望を語っていた。
ミシャは『スーパーナチュラル』の放送終了後、ポッドキャストのスリラーシリーズ『Bridgewater(原題)』でジェレミー・ブラッドショウ役を演じ、シーズン2にも続投予定。また、アメリカの様々な都市へ旅行し、食べ物を通して人々と触れ合う米PBSの番組『Roadfood: Discovering America One Dish at a Time(原題)』では、ホストを務めている。
(海外ドラマNAVI)
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