米CBSの大ヒットロングランシリーズ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』。現在アメリカではシーズン19が放送しているが、そのプロモーションで投稿されたある写真に、ファンが憤慨するという事態が起こった。米Yahooが報じている。
(本記事は、日本未放送のシーズン19で降板をしたキャストのネタバレが含まれるのでご注意ください)
『NCIS』の公式Instagramアカウントは、シーズン19の最新エピソード「Docked(原題)」放送の前に、マクギー(ショーン・マーレイ)、ナイト(カトリーナ・ロー)、トーレス(ウィルマー・バルデラマ)、パーカー(ゲイリー・コール)がオフィスで話している様子を写した写真を投稿。そのキャプションには、「the gang"s all here(全員揃った)」という言葉が添えられており、ファンに向けて放送を見るように宣伝した。
この投稿は、今後の展開を暗示させるもので、ファンに楽しんでもらうことを目的としていたが、かえって逆効果となってしまったようだ。コメント欄には、10月初旬を最後に去っていったギブス(マーク・ハーモン)がいなくなってしまったことを嘆く声で溢れかえるという事態になってしまったのだ。
「リーダーであるギブスがいないから全員じゃない。ギブスの存在自体を変えてしまうのはやめてくれ! ギブスを復活させてくれ!」「ギブスが戻ってきたら教えて!!!! 」など、ギブス復活を望む声が書き込まれた。
しかし、ショーランナーであるスティーヴン・D・バインダーは、ギブスが再び登場する可能性があると言っている。「本作のエグゼクティブ・プロデューサーであり、親愛なる友人でもあるマークは、これからもこの番組に欠かせない存在であり続けます。我々の目指すところは、常にキャラクターに忠実であることであり、その真実は、我々が語るストーリーやキャラクターの行く末を常に導いてきました。ギブスの将来については、長年のファンの皆さんならお気づきかもしれませんが、リロイ・ジェスロ・ギブスを決してそのままなくすようなことはありません」と以前コメントしていた。
ファンの中にはマークが去ったことで、本作を今後一切見ないと誓っているような人もおり、多くの人に受け入れられるのには、まだまだ時間がかかりそうだ。(海外ドラマNAVI)
Photo:
『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン18より
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