Disney+(ディズニープラス)製作によるマーベル・ドラマシリーズ最新作『ホークアイ』。その劇中には、キャプテン・アメリカをテーマにしたミュージカルシーンが登場するのだが、その音楽を手掛けた作曲家が、プロジェクトに関わることになった経緯を明かしている。
『ホークアイ』の第1&2話に登場するというキャプテン・アメリカのミュージカル「Rogers: The Musical」が、どのように物語に関わってくるのかは不明だが、ミュージカル映画『メリー・ポピンズ リターンズ』や『SMASH』などで音楽を手掛けたマーク・シェイマンとスコット・ウィットマンが作曲家として起用されており、かなり本格的なミュージカルシーンが製作されたようだ。
シェイマンとウィットマンがMarvel.comに、アカデミー賞の午餐会でマーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギに紹介されたことがきっかけで、今回楽曲を手掛けることになったと説明している。
「私はケヴィンが誰だか知っていたし、彼が私に会いたがっていると知って驚きました。実のところ、ケヴィンは映画音楽にかなり詳しいことがわかって、彼は私が手掛けた音楽について一つ一つ話しを始め、本当に信じられませんでした。その後、映画音楽について色々とケヴィンとメールでやり取りを始めて、いつしか私がマーベル映画を観たら、彼にメールを送るようになったんです。(キャプテン・アメリカの)ブロードウェイ・ミュージカルのアイデアが『ホークアイ』のために持ち上がったとき、幸運にも彼は私たちのことを考えてくれたようです。スコットも私も、これ以上ないぐらいワクワクしました」
シェイマンもウィットマンも特にマーベル作品に詳しくなかったようで、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の大ファンだというシェイマンの夫が映画のストーリーやキャラクターの詳細などを説明し、その情報がミュージカルの音楽制作に役立ったとも明かしていた。
In two weeks, take aim with Marvel Studios" #Hawkeye. The first two episodes start streaming November 24, only on @DisneyPlus! pic.twitter.com/lp36MCaEML
— Hawkeye (@hawkeyeofficial) November 10, 2021
『ホークアイ』では、『アベンジャーズ/エンドゲーム』後のニューヨークを舞台に、<ヒーローを辞めたい男〉ホークアイ/クリント・バートンが、その座を若き弓の使い手ケイト・ビショップに受け継いでいく過程が描かれる。全6話となる『ホークアイ』は、11月24日(水)よりディズニープラスにて日米独占配信スタート。(海外ドラマNAVI)
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『ホークアイ』公式Twitterより(@hawkeyeofficial)