U-NEXT独占配信で日本初上陸が決定している『セックス・アンド・ザ・シティ』(以下『SATC』)の続編『And Just Like That...(原題)』。本国ではHBO Maxにて12月9日(木)より配信スタートとなるが、登場しないとわかっているサマンサの不在理由がどう描かれるか気になっている人は多いだろう。英Glamour Magazineが、その詳細を明らかにしている。
待望の続編となる『And Just Like That...(原題)』は、30代の時よりもさらに複雑になった50代でのキャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)、ミランダ(シンシア・ニクソン)、シャーロット(クリスティン・デイヴィス)たちの友情を描く。結婚、出産、キャリア...それぞれが人生の歩みを進める現在の彼女たちは、どのように年を重ね、ニューヨークでどのような日々を送っているのか?
サマンサ役のキム・キャトラルは2017年10月に行われたインタビューで、作品に多様性を持たせるためにサマンサ役を白人以外の女優で再度配役することを『SATC』のクリエイティブチームに勧めていたという。しかし、サマンサのことが語られないまま3人の物語が進むとは到底思えない。
ファンとしてはその理由が気になるところだが、情報筋によると「ロサンゼルスにいることにするのは、既に映画版でやっていたので選択肢にはありませんでした。そのため、ロンドン在住であるというのが彼女を死なせずに不在となる理由を説明するにはぴったりなのです」と説明。英Daily Mailによると、視聴者はサマンサがロンドンで楽しくやっていることを知るでしょうと報じている。
また、続編のクリエイターたちはシーズン2が製作された場合、キムが戻ってきてくれるだろうと考えているそうだ。「サマンサなしで辛いと感じるのはキャリーであって、きっとシーズン1が終わる頃には仲直りをしようとするかもしれません。シーズン2の撮影がスタートしたら、キムが戻ってきてくれて、サマンサもNYに現れるでしょう。なぜ、キムがあのように(出演したくないと)感じているかは私たちも理解できます。ただ、今後のシーズンには戻ってきて欲しいのです」と、シーズン2に更新されたときの望みを語っている。
「サマンサ・ジョーンズはテレビ史で最も愛されたキャラクターの一人です。素晴らしい女優であるキムが彼女を完璧に演じてくれます。ここに戻ってくるべきです。私たちのためではなく、せめてファンのために」
『And Just Like That...(原題)』は今冬、U-NEXTにて見放題で独占配信。(海外ドラマNAVI)
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サラ・ジェシカ・パーカー、クリスティン・デイヴィス、キム・キャトラル、シンシア・ニクソン©LTVM/FAMOUS