激やせの『フルハウス』ジョディ・スウィーティン、パンデミック中にうつ病と闘っていた

大人気ファミリーコメディ『フルハウス』とその続編『フラーハウス』のステファニー役で知られるジョディ・スウィーティンが、新型コロナウイルスのパンデミックにおいて経験したメンタルヘルスの問題について語った。米E!Onlineが伝えた。

ポッドキャスト番組「Allison Interviews(原題)」に登場したジョディは、2020年初めに全世界に広がった新型コロナウイルウス(COVID-19)によってロックダウンの対応が取られていた間、自宅で不安障害やうつ病に苦しみ、その結果「37ポンド(約17kg)痩せた」ことを明らかにした。

「パンデミックの間、私はひどい状態だった」と語り始めたジョディ。当時は何もできない状態で、食べることすらできなかったという。彼女は続けて「正直に話すと、パンデミックは私にとって本当に辛いものだった」と話し、「とにかく不安やうつ病がひどく、メンタルヘルスに悪影響だった。本当に苦労して、手に負えないと感じていた」ことを明かした。

「痛みや喪失は辛いものだったけど、加えて子どもたちや家族、政治、全てに与えた影響も大きいものだった。何が必要かを表面化させ、非常に複雑な方法で私たちの生活の流れを変えたと思う」

メンタルヘルスの面で個人的に辛い経験をしたジョディだが、「家族としてはそこそこ順調だったから、他の人たちがどんな経験をしたのかは想像することはできない」と話す通り、自己隔離期間の家族関係は良好だったという。

「この種の集団的なトラウマと痛みは、私たちにとって本当に大きな影響を残した。まだ見たことのない形で、人々のメンタルヘルスに本当に影響を与えると思う」

ジョディはこれまでもメンタルヘルスの闘いについて自身の思いをオープンにしており、2019年の世界メンタルヘルスデイには二人の娘との写真をシェアしていた。彼女はその写真を「この日、トイレでパニック発作を起こしたお母さんの写真」と表現。「外からよく見えても、私たちの心は打ち砕かれているかもしれない。不安/うつ病/PTSD(心的外傷後ストレス)のある人は、自分がどれほど傷ついているかを誰にも知られずに歩いている」とつづり、最近の世界には多くの怒りがあるからこそ親切に、安全な場所を作ることの大切さ訴えていた。(海外ドラマNAVI)

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Photo:

ジョディ・スウィーティン©NYPW/FAMOUS