『ドクター・フー』や『グッド・オーメンズ』などで知られるデヴィッド・テナントが主演し、ジュール・ヴェルヌ原作による「八十日間世界一周」をドラマ化した『Around the World in 80 Days(原題)』がシーズン2へ更新されたことが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
1873年に出版された小説は、これまでに映画やミュージカル、舞台などで何度も脚色されているが、最も知られているのは、マイケル・アンダーソン監督がメガホンをとった1956年公開の映画『80日間世界一周』だろう。
映画版は、「80日あれば世界一周できる」という賭けに乗ったフォッグという紳士が旅に出るのだが、行く先々で困難に見舞われ続ける...というストーリー。ドラマ版も、ほぼ映画版と同じ内容になっているようだ。
デヴィッドは主人公フィリアス・フォッグ役で主演し、彼の旅仲間となるジャン・パスパルトゥー役でブラヒム・コマ(『シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢』)、フィックス役でレオニー・ベネシュ(『バビロン・ベルリン』)、アウダ姫役でシヴァーニー・ガイ(『バットウーマン』)が出演。
The clock is ticking. Join Phileas Fogg (David Tennant), Passepartout (Ibrahim Koma) and Abigail Fix (Leonie Benesch) on their journey Around the World in 80 Days - coming to screens 2021 #80jours pic.twitter.com/4S3K3lIeO5
— Slim film+television (@slimfilmandtv) September 16, 2020
シーズン2ではフォッグをはじめとするキャラクターが、地球を横断するために新たな冒険に挑むという。現時点で出演契約は完了していないが、主要キャストの続投が見込まれているとのこと。
そして、『Around the World in 80 Days』がシーズン2へ更新されただけでなく、本シリーズを手掛ける製作会社Slim Film+ Television とFederation Entertainmentが、同じくヴェルヌ原作による小説「地底旅行」のTVシリーズに取り組んでいることも発表された。
1864年に出版された同小説は、骨董店で購入した古書に記されたルーン文字の暗号文に導かれ、地球の中心へ辿り着くためにアイスランドにある火山の噴火口から地底へと旅立った3人組の大冒険が綴られる。
「地底旅行」のドラマ版では、『Around the World in 80 Days』同様にサイモン・クロフォード・コリンズ(『華麗なるペテン師たち』)とリオネル・ユザン(『マリアンヌ -呪われた物語-』)がプロデュースを手掛け、アシュレイ・ファロア(『ニューヨーク1973/LIFE ON MARS』)がショーランナーを務める予定だ。
(海外ドラマNAVI)
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Slim film+television公式Twitterより(@slimfilmandtv)