他のMCU作品とは一味違う?ケヴィン・ファイギが語る『ホークアイ』の魅力とは

11月24日(水)よりDisney+(ディズニープラス)で配信が開始したマーベルドラマ最新作『ホークアイ』。マーベル・スタジオの社長で"マーベル・シネマティック・ユニバース"(以下MCU)の全作品同様、本作でも製作総指揮を務めるケヴィン・ファイギが、他のMCU作品とは異なる"本作ならではの魅力"を明かした。

キャプテン・アメリカやアイアンマン、ブラック・ウィドウらとともに戦ってきた、"ヒーロー"であり"ごく普通の父親"でもあるホークアイことクリント・バートン(ジェレミー・レナー)。『ホークアイ』では、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の決戦後、戦いから離れ、愛する家族と平穏なクリスマスを過ごしたいと願うクリントが再び事件に巻き込まれ、仕方なく解決へ挑む姿が描かれる。

MCUの全作品に携わってきたプロデューサーのファイギは、本作について、「ホリデー期間に起きるクリスマス・ストーリーというのは楽しいよね。世界滅亡の危機があったり、セレスティアルズ(『エターナルズ』に登場する、この世の創造より前に出現した種族)が宇宙から登場したり、"マルチバース"があった後だったのもあって、本作は新鮮な息吹を感じさせるものだったよ。本作はホークアイの、地に足がついた"家族向けの物語"なんだ」と明かす。

直近のMCU作品である『ロキ』、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』、『エターナルズ』などでは、スケールが壮大な物語が描かれたが、本作の舞台はニューヨークで、世界が滅亡の危険に晒されるようなスーパーパワーは登場しない。だからこそ、"ヒーロー"と"父親"の間で葛藤するホークアイの姿を、よりリアルに、そしてユーモアたっぷりに描き出している。

本作で監督&エグゼクティブ・プロデューサーを務めたリース・トーマスは「ホークアイは、ただ自分の人生を生きようとしているんだけど、災難が向こうからやってきてしまうんだよ。それは、僕たち皆が愛して、楽しめるお決まりのようなものだと思う。そして、クリスマスが舞台ということは、"家族"と"仕事"で時間がぶつかってしまう...ということで、それはクラシックな組み合わせになるよね」と語っている。

ファイギも以前、本作がクリスマスの定番になって欲しいと話していた。今週12月1日(水)には第3話が配信され、残すはあと3話となった本作。果たしてクリントは、無事家族とクリスマスを過ごせるのか? 『ホークアイ』は、ディズニープラスにて毎週水曜日17:00に独占配信中。(海外ドラマNAVI)

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Photo:

『ホークアイ』(C) 2021 Marvel