『ザ・クラウン』シーズン5、ダイアナ妃への衝撃的な取材をしたジャーナリストを演じるのは?

2022年11月配信に向けて製作中の『ザ・クラウン』シーズン5。ダイアナ妃への衝撃的な取材をしたジャーナリストを演じるキャストについて、米Screen Rantが伝えている。

2016年に配信開始し、シーズン6をもって幕を下ろすことが発表されているエミー賞受賞作『ザ・クラウン』。エリザベス女王の人生をおよそ10年ごとに区切って歴史と共に描く本作は、ダイアナ妃とチャールズ皇太子の離婚騒動などがあった90年代に突入。最終的に悲劇的な死を遂げてしまうダイアナ妃役を『ナイト・マネジャー』のエリザベス・デビッキ、チャールズ皇太子役を『アフェア 情事の行方』のドミニク・ウェスト、エリザベス女王役を『ハリー・ポッター』シリーズのイメルダ・スタウントンが演じることなどが発表されている。

そんなシーズン5の新キャストとして発表されたのは『パトリック・メルローズ』『女医フォスター』などに出演するプラサナ・プワナラジャー。プラサナ演じるのは、悪名高き元BBCのジャーナリスト、マーティン・バシール。彼は1995年に英BBCの番組「パノラマ」でダイアナ妃に独占インタビューを敢行。結婚生活の失敗や不倫、自殺未遂などのメンタルヘルスに関してダイアナ妃自身の口から語られたこの番組は世界中に衝撃を与えた。さらに今年5月には、BBCの独自調査により、ダイアナ妃とのインタビューを実現するために書類を偽造するなどの欺瞞的な行動をとったことが明らかに。バシールは謝罪を表明している。

プラサナは、2013年に公開されたナオミ・ワッツ主演の映画『ダイアナ』でもバシール役を演じており、本作で2度目となる。プラサナは来年配信予定の『Call My Agent(原題)』にも名を連ねており、『ザ・クラウン』ファミリーのヘレナ・ボナム・カーター、ドミニク・ウェスト、『ブリジャートン家』のフィービー・ディネヴァーらと共演予定。

今後ますます注目を集めるに違いないプラサナは、フィナーレへと加速する『ザ・クラウン』でどのような演技を見せてくれるのか、楽しみに待ちたい。(海外ドラマNAVI)

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『ザ・クラウン』©Netflix