『クリミナル・マインド』ダニエル・ヘニー、Amazon『ホイール・オブ・タイム』への出演は怖かった!

大ヒット犯罪捜査ドラマ『クリミナル・マインド FBI行動分析課』のマシュー・シモンズ役でおなじみのダニエル・ヘニーが、Amazon製作によるファンタジードラマ『ホイール・オブ・タイム』への出演は怖かったと明かしている。英Digital Spyが報じた。

Amazon Prime Videoにて11月に配信開始された『ホイール・オブ・タイム』は、米作家ロバート・ジョーダンによる人気小説「時の車輪」をドラマ化。

ある限られた女性しか入ることが出来ない、魔法が存在する世界を舞台に、<異能者(アエズ・セダーイ)>と呼ばれる驚異的な能力を持つ主人公モイレインが若き男女5人を引き連れ、闇と戦う軍勢をまとめることができる竜王の再来を求め、世界をまたぐ危険な旅に乗り出す姿が描かれる。

ダニエルは、滅亡したマルキア王国の王子で、モイレインの護衛士となるラン・マンドラゴランを演じているが、これまでとは異なるタイプのキャラクターや新ジャンルへの作品に挑むことに、少しばかり恐怖心を抱いていたようだ。

「しばらくの間、こういう役を求めていたんだ。ランは信じられないほどインスピレーションを与えてくれる力強いキャラクターで、実際のところ過去に演じた役とは大きく違っているし、彼のことが大好きだ。

だけど、自分にとって間違いなくランは規格外の役で、仕事とそれを取り巻く環境にもチャレンジが多かった。みんなで"恐れを抱く気持ち"について話をしたし、人生では歳を取るにつれて、何かに恐れを感じるのは良いことなのではと思う。その挑戦に少し恐怖を覚えたけど、良い意味でキャラクターを演じる身体的なチャレンジや世界中を移動すること、小説のファンベースなんかに伴う大きな責任やチャレンジ全般に心からワクワクした。そういったことが、僕がこの作品を選んだ理由だと証明されたと思う」

またダニエルは、棒で剣を作って王国を救う振りをして遊んだ子ども時代の思い出も、想像力豊かな作品で役になりきることに役立ったとも付け加えていた。

ダニエルの他には、主人公モイレイン役でロザムンド・パイク(『ゴーン・ガール』)、ロゲイン・アブラー役でアルバロ・モルテ(『ペーパー・ハウス』)、ランド・アル=ソア役でヨシュア・ストラドフスキー(『Spangas(原題)』)、ペリン・エイバラ役でマーカス・ラザフォード(『シェイクスピア&ハサウェイの事件簿』)、ナイニーヴ・アル=メアラ役でゾーイ・ロビンズ(『シャナラ・クロニクルズ』)、マット・コーソン役でバーニー・ハリス(『ホロウ・クラウン/嘆きの王冠』)、エグウェーン・アル=ヴィア役でマデリーン・マッデン(『タイドランド』)らが出演。

『ホイール・オブ・タイム』シーズン1は、Amazon Prime Videoにて配信中。(海外ドラマNAVI)

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『ホイール・オブ・タイム』(c)2021 Amazon Content Services LLC and Sony Pictures Television Inc.