エレン・ポンピオ、近いうちに『グレイズ・アナトミー』を終わらせたい

大ヒット医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』で主人公メレディス・グレイを演じているエレン・ポンピオが、「近いうちにシリーズが終わってほしい」と意外な胸の内を吐露。

通常、ドラマシリーズに出演しているキャストは新シーズンへの更新を望むものだが、そのケースにエレンは当てはまらないようだ。

2020年に、シーズン17をもって番組が終了するのではないかとの憶測が飛び交っていた『グレイズ・アナトミー』。新型コロナウイルスの感染拡大をテーマに取り上げた同シーズンには、デレク・シェパード役のパトリック・デンプシーやジョージ・オマリー役のT・R・ナイト、メレディスの異母姉妹レクシー・グレイ役のカイラー・リーといった降板したキャストがカムバック。その演出はシリーズを見送るためのゲスト出演ではないかと囁かれ、"シーズン17がファイナル"との見方に拍車をかけていたが、ほどなくしてシーズン18の製作が発表された。

そんななか米Insiderとのインタビューで、まだ更新が決定していないシーズン19について、エレンが口を開いている。

「私はシリーズを終わらせるべきだと、みんなを納得させることにフォーカスしています。ですが、関係者は続行に関心を示しているようなので、説得は容易ではありません。なんだか、"どんな物語になるの? どんなストーリーを伝えるの?"と、言い続ける自分がナイーブだと感じてしまうのです。他の人は、"そんなことを誰が気にするの、エレン。シリーズは数億ドルを稼いでいるの"と言いますから」

シリーズに対する製作陣と自分の温度差が大きいことを明かしたエレン。彼女の気持ちに反し、シーズン18ではアディソン・モンゴメリー役のケイト・ウォルシュやミーガン・ハント役のアビゲイル・スペンサーがカムバックし、ますます盛り上がりを見せている。

第8話まで放送された『グレイズ・アナトミー』シーズン18は冬のホリデー期間を挟んだ後、2022年2月24日(木)に米ABCにカムバック。果たしてシリーズ終了となるのか、またはシーズン19へ更新となるのか今後の進退に注目しておきたい。(海外ドラマNAVI)

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『グレイズ・アナトミー』© ABC Studios