『THE GREAT』『マッドマックス』ニコラス・ホルト、『新ビバヒル』のオーディションを受けていた

宮廷ドラマ『THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~』で皇帝ピョートルを演じているニコラス・ホルト。『X-MEN』シリーズや、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、『女王陛下のお気に入り』など、話題作に出演を重ねているニコラスだが、実は『新ビバリーヒルズ青春白書』(以下『新ビバヒル』)のオーディションで失敗していたことがあるという。

1990年代に社会現象を巻き起こした大ヒットシリーズ『ビバリーヒルズ高校/青春白書』の続編として2008年にスタートした米The CWの『新ビバヒル』は新世代の恋愛や友情に焦点が当てられ、シェネイ・グライムス(『メカニック・ラブ』)やトリスタン・ワイルズ(『スワッガー』)、アナリン・マコード(『ナイトシフト 真夜中の救命医』)、ダスティン・ミリガン(『シッツ・クリーク』)、ライアン・エッゴールド(『ブラックリスト』)、マット・ランター(『タイムレス』)らが出演し、オリジナルキャストのジェニー・ガース(ケリー・テイラー役)、シャナン・ドハティ(ブレンダ役)、トーリ・スペリング(ドナ役)らもゲスト出演していた。

『THE GREAT』の宣伝でThe Hollywood Reporterのインタビューを受けたニコラスは、『新ビバヒル』のオーディションで同世代俳優たちと競った過去を告白。どの役を受けていたかは明らかにしていないが、苦い経験があったことを明かしている。

「僕が1度読んだ後、彼らは"素晴らしい、ありがとう"という感じでした。それで"テープに録りますか?"と聞いたら、"いいえ、大丈夫です"と返されたんです」

生ぬるい反応にがっかりしたニコラスだったが、その後は2011年には『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』でハンク・マッコイ(ビースト)役を獲得。以降、シリーズ5作に出演し続けている。『THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~』シーズン2は米Huluにて11月より配信スタート。日本での放送・配信は未定。(海外ドラマNAVI)

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ニコラス・ホルト©James Warren/Famous