マーガレット・アトウッドの小説「侍女の物語」を原作に、近未来のデストピアな世界を描く米Huluの『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』。2022年にアメリカで配信を予定しているシーズン5で何が起こりそうか、女中のリタ役を演じるアマンダ・ブルジェルが予想している。
『ハンドメイズ・テイル』は、宗教主義国家"ギレアド共和国"を舞台に、女性がすべての権利を取り上げられ、男性に虐げられる理不尽な世界と、その状況から立ち上がる女性の強さを鮮烈に描くシリーズ。
(※これ以降は、シーズン4のネタばれがあるのでご注意ください!)
シーズン4では、ついに主人公ジューンがギレアド共和国からカナダへ脱出し、彼女が仕えていたフレッド・ウォーターフォード司令官を殺害して復讐を果たした。英Digital Spyのインタビューに登場したリタ役のアマンダが、シーズン5で起こりそうな展開を予想している。
「ジューンは逃亡して、隠れなければならないのではないでしょうか。彼女は背中に的を背負ったような状態になると思います。そして、カナダにいるキャラクターたちは人生を立て直さなければならないでしょう。また、リタとセリーナ・ジョイ(フレッドの妻)の関係は複雑でありながら、今後は深まりそうですね。なぜならセリーナは妊娠していて、リタは彼女と、子どもがいるという事実を気にかけていますから。特にリタにとっては、ギレアドにおける彼女の唯一の目的は子どもを育てることでしたからね。リタは息子を失いましたが、それでも彼女がカナダへ逃げた今も、子どもを育てて世話をするという本能と衝動が奪われることはありません」と答えていた。
シーズン5の脚本の内容は秘密となっており、撮影の2週間前までキャストにも詳細が伏せられているのだそう。果たして、シーズン5ではアマンダが予想した展開が描かれるだろうか?
『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』シーズン1から4まではHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)
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『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』公式Instagramより