『チェルノブイリ』で英国アカデミー賞(BAFTA)主演男優賞を受賞したジャレッド・ハリスと『グッド・ワイフ』『グッド・ファイト』のルッカ・クイン弁護士役で知られるクシュ・ジャンボが共演し、イギリスで大ヒットした注目作『ビースト・マスト・ダイ/警部補ストレンジウェイズ』が2月3日(木)よりスターチャンネルEXで日本初独占配信される。
原作はダニエル・デイ=ルイスの父親で桂冠詩人のセシル・デイ=ルイスがニコラス・ブレイクのペンネームで1938年に出版した同名小説「野獣死すべし」。江戸川乱歩も絶賛したこの傑作小説の映像化としては"フランスのヒッチコック"と呼ばれたクロード・シャブロル監督による映画『野獣死すべし』が有名だが、イギリスでのドラマ化は実に53年ぶりで、舞台を現代にアップデート。主人公を父親から母親に変え、原作に忠実ながら新たな視点を追加している。
『ビースト・マスト・ダイ/警部補ストレンジウェイズ』あらすじ
ひき逃げで6歳の息子を亡くした母親フランシスは、捜査が打ち切りになったことを知り、悲しみに明け暮れる。自身の手で犯人を見つけ出すしかないと心に決めた彼女は、徹底的なリサーチの末、ある人物に近づいていく。一方、このひき逃げ事件を担当していた警察署長が自殺し、後任としてやってきた警部補ストレンジウェイズ。彼は、署がこの事件に関して何かを隠していると疑い、独自に捜査を進めていく。
『キング・オブ・コメディ』に始まり、近年では『ボヘミアン・ラプソディ』など数々の大ヒット映画を生み出してきた老舗プロダクションニュー・リージェンシーがリドリー・スコット(『レイズド・バイ・ウルブス/神なき惑星』)率いるスコット・フリー・プロダクションズとタッグを組み、BBCやITVのドラマを配信しているプラットフォームBritBox初のオリジナル作品として初めてドラマを手掛け、同サービスの再生回数新記録を獲得。
Rotten Tomatoes批評家票86パーセント、視聴者票72パーセント(昨年12月)の高評価を集め、早くもストレンジウェイズ警部補を主人公にしたシーズン2の製作が噂されている。
数々の映画やドラマの舞台となり、上流階級の保養地としても愛されてきたワイト島。本土の喧騒とは打って変わった静かな島自体が孤立や閉塞感を表し、失意と殺意の間で葛藤するフランシスの感情を美しい景観が一層引き立てている。随所に挿入された打ち寄せる波を空撮した映像はとても印象的だ。
配信および放送情報
【配信】スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-
2月3日(木)#1、2同時配信開始
※2月10日(木)以降は毎週木曜1話ずつ更新
※第1話無料配信期間 2月3日(木)~3月4日(金)
https://ex.star-ch.jp/special_drama/mzjKr
【放送】 BS10 スターチャンネル
【STAR1 字幕版】3月9日(水)より毎週水曜23:00ほか
※3月6日(日)13:00字幕版第1話無料放送
(海外ドラマNAVI)
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Photo:
『ビースト・マスト・ダイ/警部補ストレンジウェイズ』© 2021 BritBox, New Regency TV Productions Limited and Scott Free Films Limited. All rights reserved.