人気ドラマ『窓際のスパイ』でジャクソン・ラムを演じるゲイリー・オールドマンは、様々な面で役作りに徹してきたが、その一つは髪に関するものだ。カツラを使わないことにした理由を本人が説明している。
-

【ランキング】『窓際のスパイ』最強キャラクター10人!ジャクソン・ラムを抑えて1位に輝いたのは?
落ちこぼれスパイたちが集うMI5の「スラウハウス」を舞台に、 …
長時間の身支度から「解放されたかった」
ミック・ヘロンの人気小説シリーズをもとに、Apple TVで2022年に始まり、現在シーズン6に突入している『窓際のスパイ』。ゲイリーはMI5(英国秘密情報部)の厄介者たちが集められたチームを率いる、脂ぎった髪が特徴の歯に衣着せぬリーダーのラムを演じている。
「今では、もうすっかりこういう感じになっていますね」と、彼は長く伸ばした髪について米Peopleに語る。「この作品に参加する時、髪を長く伸ばしたままにしようと決めたんです。原作でも、彼の髪は襟にかかるくらい長いと描写されていますからね。だから、撮影に入る時点ですでに髪は長くて、そのまま伸ばし続けました。シーズンを重ねるうちに髪は少しずつ長くなりました。カツラは使わないと決めていたんです」
「カツラも素晴らしいものがありますよ。例えば、スタンディッシュ役のサスキア・リーヴスが着用しています。彼女の髪がカツラだなんて、見た目からはまったく分からないでしょう。あれは本当に見事なカツラです」

「でも、僕はこう考えるんです。死んだ髪は所詮、死んだ髪ですからね。カツラに大量の整髪料をつけなければならなくなって、撮影中もずっと手直しが必要になります。メイクの現場でそういう経験を散々してきましたから、今回はそうした手間から解放されたかったんです。メイク用の椅子に座って、自分の髪に少し脂をつけてもらい、鼻に毛細血管が浮き出たようなメイクを施してもらえば準備完了、という状態にしたかったんです。それなら、(メイクが)3〜4時間かかる代わりに30分で済みますからね」
ゲイリーは2017年の映画『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』でアカデミー賞主演男優賞に輝いたが、同作でウィンストン・チャーチルになるためにも元の姿に戻るためにも毎日長時間メイク用の椅子に座っていなければなかったそうなので、その二の舞は避けたかったようだ。『窓際のスパイ』は配信作品としては珍しいことにかなりのハイペースで制作されており、すでにシーズン8まで更新されているので、なるべく身支度を簡潔にしようという彼の決断は正しかったと言えるだろう。
なお、仕事はできるものの私生活がだらしのないラムをリアリティたっぷりに演じるゲイリーだが、実生活でも役柄と同じように髪をぞんざいに扱ってるわけではなく、自身とラムとの共通点は「あまり多くありません」と語る。「誤解のないように言っておくと、今朝はちゃんとシャワーを浴びましたよ。髪も洗いました。食べるものにも気をつけるようにしています。昔はタバコを吸っていましたけどね」
しかし、ラムの欠点や悪癖こそが、彼を魅力的なキャラクターにしているのだと付け加えた。「だからこそ、みんな彼が好きなんじゃないでしょうか。私たちは、これはしてはいけない、これを食べなければいけない、お酒を飲んではいけない、タバコを吸ってはいけない、といろいろ言われますよね。でも、彼はそのすべてをやってしまう。ジャンクフード中毒でもありますしね」
『窓際のスパイ』シーズン1~6はApple TVで配信中。シーズン6の新エピソードは毎週水曜日に到着する。(海外ドラマNAVI)









