大ヒットアクションドラマ『24 -TWENTY FOUR-』のシーズン5で、元米大統領デイビッド・パーマー(デニス・ヘイスバート)を暗殺する刺客コンラッド・ハース役を演じたジェフ・コーバー。彼はこの重要な役柄に起用される前、すでに二人の俳優が主演のキーファー・サザーランドに圧倒されて降りていたという舞台裏を明かした。
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打ち切り寸前だった『24』を救った意外な国とは?キーファー・サザーランドが明かす
2000年代、CTU(テロ対策ユニット)の捜査官ジャック・バ …
前の俳優2人が降板?異例の顔だけ撮り直し
ジェフは、8月19日に「The A.V. Club」の企画記事「ランダム・ロールズ」に応じ、自身の波乱万丈なバイプレイヤー人生を振り返った。彼は『サンズ・オブ・アナーキー』や『ウォーキング・デッド』、『ウォーカー:テキサス・レンジャー』、そしてエミー賞にノミネートされた『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』など、数々の名作に出演してきたベテランだ。
そんなジェフが2006年放送の『24』シーズン5の現場に呼び出された際、異様な状況に直面したという。彼はコンラッド役として、架空の政府機関CTUの捜査官ジャック・バウアーと相対するシーンに挑むことになったが、撮影の進め方に疑問を抱いた。
「実は、私がその役の三人目の俳優だったんだ。大統領を暗殺する重要な役で現場に呼ばれたんだけど、一つのアングルからしか撮影しない。一体何が起きているんだ?と思ったよ」スタッフの説明によれば、すでにキャラクターの後ろ姿やロングショットは撮影済みだったという。ジェフが「前の俳優たちがうまくいかなかったんだね」と笑うと、現場は引き直しをせず、ジェフのクローズアップとセリフだけを撮影する判断を下していた。
撮影中、スタッフからは「大丈夫か?」「順調か?」と何度も心配する声がかかったという。ジェフは当初、その理由を理解していなかったが、すぐに周囲がキーファーの持つ強烈なエネルギーに私がついていけるかを危惧していたのだと察した。
「前の二人の俳優に起きたのは、まさにそれだった。彼らはキーファーの迫力に気圧されてしまったんだ」
しかし、ジェフは誰が相手であれ仕事を進める術を知っていた。特に強烈な印象として残っているのが、腹部を撃たれたコンラッドがジャックに救命を頼み込む緊迫のシーンだ。コンラッドは「情報を渡せば病院へ連れて行く」と言われ吐き出すものの、ジャックは「痛みを我慢してろ」と告げて見捨てていく。
「撮影が終わったとき、私は血と内臓の小道具まみれで横たわり、スタッフに助け出されるのを待っていた。一方、キーファーは自分の控え室トレーラーへと戻っていったよ」とジェフは振り返る。
だが、歩み去ろうとしたキーファーは突然振り返り、走ってジェフのもとへ戻ってきたという。ジェフの手を固く握り、「来てくれて本当にありがとう! 素晴らしい仕事だったよ!」と絶賛したのだ。
ジェフは「彼はただ始終、完全に役に入り込んでいただけなんだ。キャラクターがあまりに強烈すぎたからこそ、他の男たちはついていくことができなかったのだろう」と、キーファーのプロ意識と演技への熱量に敬意を表した。
『24 -TWENTY FOUR-』シーズン1~8はDisney+(ディズニープラス)で配信中。(海外ドラマNAVI)






