映画『ブラックパンサー』などで知られるライアン・クーグラー監督が手掛ける『X-ファイル』のリブート版に、オリジナルシリーズの顔であるフォックス・モルダー役デヴィッド・ドゥカヴニーと、デイナ・スカリー役ジリアン・アンダーソンが出演する可能性が高まっている。
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モルダー&スカリーの復帰に期待高まる
ダニエル・デッドワイラー(『ルースター/パパと娘のキャンパスライフ』)とヒメシュ・パテル(『イエスタデイ』)が主演を務める新シリーズとして進行中のリブート版『X-ファイル』。全編のシリーズ化が確実視されるなか、ファンが最も関心を寄せているのがオリジナルキャストの復帰である。その疑問に対し、オリジナル版の生みの親であるクリス・カーターが期待の持てる言及をした。
映画『X-ファイル:真実を求めて』(2008年)のディレクターズ・カット版公開に伴う米Polygon誌のインタビューに応じたクリスは、ライアン版への旧キャスト参加について「少なくともジリアンは登場することになると思う。そしてデヴィッドも同様に見込んでいるため、二人の姿を再び目にすることになるだろう」と語った。
このクリスの発言は、以前ライアン自身が語っていた言葉とも一致する。ライアンは過去の取材で「ジリアンとデヴィッドの大ファンだ」と敬意を表し、含みを持たせていた。また、ジリアン本人もイベント「Awesome Con」で「ライアンとは何度か話し合いをした。パイロット版の脚本が本当に素晴らしいので、偏見を持たずにチャンスを与えてほしい。間違いなく最高にクールな作品になる」とコメントしており、ポジティブな話し合いが行われている様子を覗かせている。
さらに、本作にはベン・フォスター(『シックス・フィート・アンダー』)、エイミー・マディガン(『WEAPONS/ウェポンズ』)、スティーヴ・ブシェミ(『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』)といった豪華実力派俳優たちがパイロット版への出演を決めている。
主演を務めるヒメシュはポッドキャスト番組『Happy Sad Confused(原題)』にて、「本作は現代を反映した魅力的なアップデートになっている。ライアンやダニエルをはじめとするチーム全員が深みのある背景を重視している。観客の知性を信じて豊かな世界観を提示しようとしている」と語り、作品への大きな手応えを明かした。
クリス・カーターの構想と今後の展開
一方で、クリス自身のリブート版への関与は製作総指揮にとどまっている。ライアンによる新たなビジョンが、自身が温めているオリジナルシリーズの継続構想と競合するか補完し合うかは「出来上がった作品を見れば分かるはずだ」とクリスは分析する。彼自身にはモルダーとスカリーのための新たな映画、あるいはTVシリーズという壮大なアイデアが残されているという。
それらの構想やライアン版の全編シリーズ化が実現するかどうかは、提出されたパイロット版に対するFOX幹部らの評価にかかっている。クリスやライアン、そしてデヴィッドとジリアンの参加という新たな『X-ファイル』の扉が開くのか、ファンはまさに「真実を求めて(I want to believe)」その動向を見守っている。
『X-ファイル』シリーズはDisney+(ディズニープラス)にて配信中。(海外ドラマNAVI)







