長年『ダウントン・アビー』シリーズで家政婦長エルシー・ヒューズ(カーソン)を演じてきたフィリス・ローガン。同シリーズはついに終わったが、フィリスは今後自分がどんな役柄を望むのかがしっかり分かっている。
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秘密や悲しみを抱えた複雑な役柄に挑戦
2010年に始まった『ダウントン・アビー』のオリジナルキャストの一人であるフィリスは、映画第3弾『ダウントン・アビー/グランドフィナーレ』までのシリーズ全作品に出演。現在70歳になった彼女が英Radio Timesのインタビューの中で、同シリーズを振り返るとともに今後の展望を語っている。
『ダウントン・アビー』で主要キャストの一人を演じたものの、実は彼女個人は顔を刺されないという。その理由は、役柄と素顔の彼女の違いにあるようだ。
「もしも(チャールズ・カーソン役の)ジム・カーターや(ベリル・パットモア役の)レズリー・ニコルと一緒に立っていたら、ファンがみんな写真を撮りまくる。でも隣にいる私のことはスルーなの。気づかないのよ。ヒューズのカツラのせい――あるいは、おかげかしらね」
そんな『ダウントン・アビー』は彼女の人生を変えた一方で、固定観念も植え付けている。「しばらくの間、家政婦役ばかり延々とオファーされたわ。だからそういう役を避けて、別の役を探したの。もちろん、今の私は祖母を演じる年齢になっている。でも演じるなら、ちょっと迫力のある祖母とか、恐ろしい秘密を抱えた祖母がいい。“地味でおとなしい老婦人役”なんて、ごめんだわ!」
その発言通り、『ダウントン・アビー』終了後に出演した2本のドラマ――『英国刑事モトラムのイタリア美食ミステリー』『名探偵パズルレディ』――では、“地味でおとなしい老婦人役”とは異なる役柄を演じる。

ロンドン警視庁の主任警部が妻の死後、彼女の両親が暮らすイタリアを娘とともに訪れ、料理の腕前だけでなく父親としても成長していく姿を描く前者では、フィリスは海辺の街で評判の飲食店を経営する、機知に富み愛情深い義母エレナに扮する。そして後者では、“パズルレディ”として知られるクロスワードパズル作家コーラ・フェルトン役として主演。コーラは、知識を買われて奇妙な殺人事件の捜査に協力することになるが、実はパズルの天才である姪シェリーに代わる表向きの顔を務めているだけ。専門知識がなく、ヘビースモーカーで皮肉屋、アルコール依存症寸前という破天荒なキャラクターだ。
『英国刑事モトラムのイタリア美食ミステリー』に出演した理由について、フィリスは次のように語った。「エレナは社交的で温かく、人を迎えるのが大好き。そして自分の仕事を愛している。イタリア人と40年連れ添っているから、イタリア人気質も身についているのよ。でも、彼女はレストランの太陽みたいな存在である一方で、亡くなった娘を悼み、孫娘の面倒を見て、悲しみ方の違う義理の息子を支えようとしている。そういう複雑な面が、私にはとても魅力的だったの」

『ダウントン・アビー』シリーズが完結しても、フィリスは魅力的だったりクセのある役で引き続きドラマファンを魅了してくれそうだ。
『英国刑事モトラムのイタリア美食ミステリー』は6月14日(日)16:00より、『名探偵パズルレディ』
は6月28日(日)16:00よりミステリーチャンネルにて独占日本初放送。(海外ドラマNAVI)
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参考元:英Radio Times





