イギリスで社会現象を巻き起こしたドラマ『IT’S A SIN 哀しみの天使たち』のクリエイターであるラッセル・T・デイヴィースが、イギリスを代表するシンセポップ・デュオ「ペット・ショップ・ボーイズ」と共に、同作をコンテンポラリーダンス公演として蘇らせることが明らかになった。
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伝説的ヒットドラマが没入型の体験へ
本作は、ラッセル・T・デイヴィースが製作総指揮を務め、現在は初期開発段階にある。制作陣はこれを「本能に訴えかける演劇体験」と表現しており、「大胆な動きを通じて語られる、清算と祝福の物語」になると説明している。
制作を手がける名門ダンスカンパニーのランバートによれば、今回の舞台は「コンテンポラリーダンス、記録映像、そして映画的なビジュアルが衝突し、過去と現在が並行して展開する没入型の体験」へと昇華される予定だ。
2021年に公開されたオリジナルドラマ版は、オリー・アレクサンダー(Years & Years)らが出演。1980年代のイギリスにおけるHIV/AIDS危機に直面したゲイの若者たちの生と死を鮮烈に描き、英Channel 4と米HBOで社会現象を巻き起こす大ヒットを記録した。
タイトルの『It’s a Sin』はペット・ショップ・ボーイズの代表曲から引用されており、楽曲と物語は当初から深い縁で結ばれていた。
デイヴィースは、「この作品は私にとって極めて特別なもの。ランバートの手によって、新しく刺激的な形に生まれ変わることは、人生で最も光栄なことの一つだ」と喜びを語った。
また、ペット・ショップ・ボーイズは次のようにコメントしている。「オリジナルドラマは、エイズ危機の現実と悲劇を大衆に突きつけた記念碑的な作品だった。我々の楽曲『It’s a Sin』はまさにその危機の時代に生まれたものであり、この痛切で重要な物語が異なるメディアで解釈されるプロジェクトに関われることを誇りに思う」
初演はマンチェスターのアヴィヴァ・スタディオス(Aviva Studios)を予定している。
『IT’S A SIN 哀しみの天使たち』は、現在日本では配信されていない。(海外ドラマNAVI)






