米ABCの人気ドラマシリーズ『ザ・ルーキー』シーズン8に、かつて大きな波紋を呼んだキャラクターが戻ってきた。視聴者から反感を買った人物を最新シーズンにも登場させた理由をシリーズのクリエイター、アレクシ・ホーリーが明かした。
(以下、ネタバレを含みます)
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『ザ・ルーキー』シーズン8、あの人が復活?!キャストが「大きなネタバレ」を示唆
人気ポリスドラマ『ザ・ルーキー』のシーズン8が、現地アメリカ …
一線を越えた人物を救済できるのか?
問題の人物は、シーズン7から登場した新人警官セス・リドリー(パトリック・ケレハー)。一見すると普通のルーキーだったが、実は訓練を切り抜けるために嘘を重ねる病的な虚言癖の持ち主であることが判明し、視聴者の強い反感を買ったキャラクターだ。
セスは、1月20日放送のシーズン8最新エピソードで再登場。マイルズ(デリック・オーガスティン)が、ノーラン(ネイサン・フィリオン)をかばって銃弾を受け、脚を切断することになったセスの見舞いに訪れる場面が描かれた。二人の関係は当初ぎくしゃくしていたものの、再訪時には、少なくとも関係修復への第一歩を踏み出したように見える展開となった。
しかし、この復活に対するファンの反応は賛否両論だ。X(旧Twitter)では、「またセスを見るくらいなら葬式のシーンのほうがマシだった」という辛辣な声や、「正直、なぜセスを戻す必要があったのか分からない」と疑問を呈する投稿も見られた。
こうした反応について、クリエイターのホーリーは「セスの物語は挑発的で、とても興味深いものだった」と語っている。
「彼は単に失敗しただけではない。完全に一線を越えてしまったキャラクターだ。そんな人物を救済できるのか? そこが私にとって面白かった。電話をかけて謝れば許されて、すべてが元通り、というような簡単な話ではない」とホーリーは説明。
今回の再登場は、セスにとっての贖罪の物語を描くための布石でもあるという。「セスはまだ精神的に成熟しきっていない。自分が他人に与えた傷の中には、一生許されないものもあると理解しなければならない。その現実とどう向き合って生きていくのかが重要だ」と語る。
さらに彼は、「セスはいまだに防衛的で、自分を被害者だと思っている」とも指摘。「政治的な話をするつもりはないが、現代社会には“自分は被害者だ”という感覚があふれている。時には、自分が悪いことをして、その代償を払わなければならないという事実と向き合う必要がある」
ホーリーは、セスが今シーズン中に「数回登場する」ことを明言しつつも、具体的な展開については明かさなかった。「このエピソードは会話の始まりにすぎない。彼はまた戻ってくる」
『ザ・ルーキー』シーズン8は米ABCで放送中。日本ではシーズン1~4がHuluにて、シーズン7がWOWOWオンデマンドにて配信中。(海外ドラマNAVI)



