9年の時を経て戻ってきた傑作スパイドラマ『ナイト・マネジャー』シーズン2が配信開始されたが、第3話のラストで起きたドンデン返しについて、主演のトム・ヒドルストンが語っている。
(※これ以降はシーズン2第1~3話のネタバレを含みます)
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9年の沈黙を破る衝撃の展開
本作は、スパイ小説の巨匠ジョン・ル・カレによる同名小説のドラマ化となり、シーズン1では退役軍人からホテル経営者に転身したジョナサン・パイン(トム・ヒドルストン)が武器商人リチャード・ローパー(ヒュー・ローリー)の組織に潜入し、ラストでローパーはエジプト警察に逮捕された。シーズン2第1話では、処刑されたローパーの遺体をパインが確認したが、第3話のラストで実はローパーが生きていることが判明するクリフハンガーで幕を閉じた。
英BBCのトーク番組『The One Show(原題)』に出演したトムは第3話で描かれた衝撃のラストに言及し、「パインとローパーの間の確執こそがドラマの根幹を成すものだ」と説明し、今後の展開を少し示唆している。
「ヒュー(・ローリー)とリチャード・ローパーについて言えるのは、こういうことです。ジョン・ル・カレは、この人物を“世界で最悪の男”として描いています。彼はエリートで特権階級に属し、英国民主主義が与えるあらゆる自由を享受していながら、それでも極めてシニカルな行動に出る人物です。ですが、それを演じているのが“世界で一番魅力的な男”なんです」と語り、こう続けている。
「そこに大きな緊張感があります。視聴者はヒュー・ローリーを慕っているし、リチャード・ローパー役の彼のことも大好きです。彼は戻ってきて、そして今、僕たちが向かおうとしている展開がなぜこれほどワクワクするかと言うと、この二人のキャラクターが、いずれ再び対峙することになると分かるからです」ファンに人気の高いヒューが“世界最悪の男”を演じることで、そのギャップが大きな緊張感が生みだしているとしている。
鏡合わせの二人
さらにトムは、パインとローパーの関係性について次のように説明している。「二人は互いの鏡のような存在です。惹きつけ合って対峙し、からかい合う。彼らは、互いを対極に置くことで自分自身を定義しているんです。ヒューと僕は、聖ジョージとドラゴンの神話についてよく話をしました。ドラゴンがいなければ、聖ジョージは聖ジョージにはなれない。ある意味で彼らは互いにとって、自分を定義づける存在なんです」
聖ジョージとドラゴンの神話とはキリスト教の聖人伝説で、聖ジョージはドラゴンを退治したことで英雄として語り継がれる。もしドラゴンが存在しなければ、彼はただの騎士であり、「聖ジョージ」という象徴的な英雄像は生まれなかったことになる。トムとヒューはそれぞれのキャラクターを掘り下げるために「英雄という存在は、倒すべき“敵”や“試練”があって初めて成立する」ということを話合っていたようだ。
今後の展開が見逃せない『ナイト・マネジャー』シーズン2は全6話構成で、Amazon Prime Video(プライムビデオ)にて毎週日曜日に新エピソードが配信。(海外ドラマNAVI)
参考元:Digital Spy






