米CBSで放送中の『NCIS ～ネイビー犯罪捜査班～』シーズン23前半の最終話で、エミリー・ウィッカーシャム演じるエレノア・“エリー”・ビショップがついに復帰！ 彼女のカムバックについて製作総指揮のスティーヴン・D・バインダーがTV Insiderに明かした。
（※本記事にはアメリカで2025年12月16日に放送されたシーズン23第9話「Heaven and Nature（原題）」のネタバレが含まれます。）
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『NCIS』シーズン23、ビショップがついにカムバックか！復帰に向けたヒントが登場
人気犯罪捜査ドラマ『NCIS ～ネイビー犯罪捜査班』シーズン …
なぜ今、ビショップを戻したのか？
物語のラスト、ジェシカ・ナイト（カトリーナ・ロー）が追うNCISエリートの新たなターゲットが、実はビショップ本人であることが判明する。墓地でチームを遠くから見つめるその姿は、彼女がシーズン18最終話で姿を消して以来、実に久々の登場となった。
ビショップ復帰の理由をバインダーは、次のように語っている。「キャラクターが去ったとき、戻りたいと思っているのか、こちらが戻したいのか、常に探り合いがある。今回は我々が強く戻したいと思っていたし、彼女も興味を示してくれた。ならば、今描いている人間関係を一気にかき乱す存在として、ビショップは最適だった」
特に重要なのが、トーレス（ウィルマー・バルデラマ）との関係だ。二人は想いを通わせる前に別れを迎え、トーレスは「納得できない別れ」を経験していた。バインダーは、「彼がずっと欲しかった瞬間を、ようやく与えることができた」と明かしている。
また、ビショップは何話出演するのか？という質問については、「現時点で確定しているのは、今回の1話のみ」だと答えている。ただし、「今後については何も否定しない」と含みを持たせており、再登場の可能性は十分に残されている。
ビショップは今、何者なのか？
ビショップは去る際、ギブス（マーク・ハーモン）から「去ると決めたら振り返るな」という“ルール91”を告げられていた。では、彼女は今それを破っているのか。「彼女はビーチで復帰を悩んでいるわけではない。極限状態の真っただ中にいる」とバインダーは語る。今回の帰還は自発的なものではなく、彼女が頼れる、あるいは利用できる唯一の人間たちの元へ戻らざるを得なかった状況に追い込まれて戻ってきた結果なのだという。
また、現在のビショップはかつての彼女ではないという。「彼女は以前のビショップではない。命の危険と隣り合わせの世界で、何年も生き抜いてきた。友人と敵の境界線も曖昧になっている。戻ってきた彼女を見て、我々は“本当に彼女は味方なのか”と疑うことになる」
500話に向けて、さらなる復帰も
『NCIS』は通算500話という大きな節目も控えている。バインダーは、そこでも過去キャラクターの再登場があることを明言した。「ビショップほど大きな存在ではないが、シリーズの歴史を彩ってきたキャラクターたちが顔を見せる。500話にはイースターエッグが山ほどある」
『NCIS』シーズン23の後半戦は、2026年2月24日（火）よりCBSにて放送再開。『NCIS ～ネイビー犯罪捜査班』シーズン1～22はHuluにて配信中。（海外ドラマNAVI）
