Netflixのスペイン発クライムドラマペーパー・ハウスの製作陣が手がける『ビリオネアズ・シェルター』がシーズン1にて打ち切りとなっていたことがわかった。米Movie Webが伝えている。
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Netflix『ビリオネアズ・シェルター』が1シーズンで打ち切りに
Netflixの別のスペイン作品である『ベルリン』（『ペーパー・ハウス』のスピンオフ）がシーズン2の制作を勝ち取った一方で、スペインメディアEl Paísは、『ビリオネアズ・シェルター』がNetflixスペインによって静かに打ち切られたと報じている。
タイトルが示す通り、本作は第三次世界大戦を豪華なレトロフューチャーのシェルターの中で生き抜こうとする億万長者のグループを追った物語だ。しかし、彼らの間に存在する過去の不満が表面化することで、事態は一変する。
『ビリオネアズ・シェルター』が直面した最大の課題の一つは、近年放送・配信された他の数多くの「世界の終わり」をテーマにした番組との類似性であった。批評家と視聴者の双方から、「ひどい演技」や「テレビで最も想像力のない脚本」であるとして酷評された経緯を持つ。他の人々にとっては、この番組は単に、『サイロ』や『パラダイス』、さらには『フォールアウト』のような人気作品を模倣したメロドラマに過ぎなかったという評価が根強かった。
シーズン2への壮大な計画はただの絵空事に
当初、本作には極めて大きな期待が寄せられていた。Netflixのスペインコンテンツ担当バイスプレジデントであるディエゴ・アバロスは、「スペイン史上、これほど野心的なシリーズはなかった」と宣言するほどだった。
シーズン1配信当時、クリエイターのアレックス・ピナとエスター・マルティネス・ロバトはシーズン2の計画を示唆していた。ピナは「シーズンフィナーレを書くために、物事をどう再開するかを考えなければならなかった。直後に何が起こるか、そしてどのようにしてさらに意地悪でハードコアになるかについてのアイデアは用意されている」と語っていた。
残念ながらシーズン2は見ることなく終了となったNetflixシリーズ『ビリオネアズ・シェルター』は独占配信中。（海外ドラマNAVI）
参考元：Movie Web
