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『荒野の七人』ドラマ版リメイクが米MGM+にて製作決定

2025年12月18日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

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名作西部劇映画『荒野の七人』を原作とするドラマシリーズの制作がMGM+にて正式に決定。『HEROES/ヒーローズ』の生みの親として知られるティム・クリングが手がけることも明らかになった。

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全8話の西部劇、6月撮影開始へ

『荒野の七人』は、1960年にジョン・スタージェス監督が手がけた映画で、黒澤明監督の『七人の侍』を下敷きに、ユル・ブリンナー、スティーブ・マックィーン、チャールズ・ブロンソン他豪華キャストらが出演した名作として知られる。AmazonがMGM(ジェームズ・ボンド・シリーズを擁するスタジオ)を買収した後、開発対象として注目されていた作品群のひとつである。

物語の舞台は、混乱の只中にある1880年代のアメリカ西部。非暴力を信条とするクエーカー教徒の平和な村が、土地を奪おうとする強欲かつ冷酷な大地主の命を受けた傭兵たちによって虐殺される。

生き残った村人たちは、腕は立つが欠点も抱えた7人の傭兵を雇い、自分たちを守ることを依頼する。しかし、村に溶け込みながら防衛の準備を進める中で、彼ら全員がある根源的な問いと向き合うことになる。

シリーズでは、7人それぞれの過去や葛藤、何を賭けてこの任務に挑むのかが深く掘り下げられていく。

本作は、MGM+で3シーズンにわたり放送された『Billy The Kid(原題)』の終了から1カ月も経たないタイミングで発表された新たな西部劇シリーズとなる。クリングが脚本も担当し、『Billy The Kid』のドナルド・デ・ラインらが製作総指揮に名を連ねる。全8話構成で来年6月に撮影開始予定とのこと。

MGM+の責任者は、本作について次のように語っている。「ティム・クリングは真のストーリーテラーである。彼と製作陣は、クラシックな西部劇のエネルギーを備えながら、オリジナル映画の遺産を尊重し、抑圧に対抗する団結の力や、欠点を抱えた英雄たちが他者を救うことで贖罪を見出すという普遍的テーマを改めて提示するシリーズを作り上げた」

なお、今回のシリーズ版は、かつて『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ』のニック・ピゾラットが関与していた企画とは異なる、新たな解釈によるリブートとなる。

『荒野の七人』は、U-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『七人の侍』© 1960 METRO-GOLDWYN-MAYER STUDIOS INC.. All Rights Reserved.

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海外ドラマNAVI編集部

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