イギリス発の人気SFシリーズ『ドクター・フー』は2026年のクリスマス特番までまだ長い待ち時間が続くが、ショーランナーのラッセル・T・デイヴィースがシリーズ復活に向けて最新情報を共有した。2025年5月に最新シーズンの最終話が放送されて以降シリーズの将来は不透明なままだったが、この発表によってようやく明らかになった。
(※この記事は、2005年から始まったリバイバル版のシーズン15フィナーレに関するネタバレを含みますのでご注意ください)
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『ドクター・フー』15代目ドクターが降板!後任はあの人!?
イギリス生まれの長寿ドラマ『ドクター・フー』で15代目ドクタ …
「内容はすでに全部分かっている」
デイヴィースは現在の状況について、「今は、(スピンオフの『The War Between the Land and the Sea(原題)』に)忙しいので取り組んでいない。さらにマンチェスターで別の番組も撮影中だ。だが来年には手が空くから、そこで本格的に始めるつもりだ。内容はすでに全部分かっているので心配はいらない」と語っている。
ただし、クリスマス特番がシーズン最終話の出来事をどのように扱うかについては言及しなかった。シーズン15最終話のラストでは、ドクター(ンクーティ・ガトワ)が再生し、9〜10代目ドクターのコンパニオンだったローズ・タイラー(ビリー・パイパー)、あるいは“彼女に見える何者か”に姿を変える。
これは従来の再生と違い、BBCが新ドクターを発表するプロモを出すこともなく、エンドクレジットにも役名が明示されなかったため、「ビリー・パイパーが新ドクターなのか?」という議論が続いている状況だ。
ンクーティは2022年にドクター役として発表され、2023年のクリスマス特番でデヴィッド・テナント(10、14代目ドクター)との“ビジェネレーション”を経て正式にデビューした。その後、2024〜2025年に放送された2シーズンに出演し、シリーズ14ではルビー・サンデー(ミリー・ギブソン)、シリーズ15ではベリンダ・チャンドラ(ヴァラダ・セス)と旅をしてきた。
しかし2025年に降板が発表され、理由として「年を取ってきた」ことやシリーズの激しい肉体的要求が挙げられた。彼は、このシリーズの主人公を演じることは「肉体的・感情的・精神的に非常に消耗する」と語っている。現時点では、16代目ドクターを誰が演じるのかは未発表だ。
『ドクター・フー』はDisney+(ディズニープラス)で配信中。(海外ドラマNAVI)




