青春ドラマの金字塔『ビバリーヒルズ青春白書』シーズン8でカーリー・レイノルズ役を演じたオスカー俳優のヒラリー・スワンクが降板した理由を、主要キャスト二人が明かしている。
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脚本が問題だった?
ヒラリーは、シーズン8で幼い息子を持つシングルマザーとして登場。主要キャラクターのお気に入りのたまり場「ピーチピット」で働いていた彼女は、イアン・ジーリング演じるスティーブと恋に落ちてレギュラーとして登場したが、わずか16話で降板した。
『ビバリーヒルズ青春白書』でジェニー役を演じたジェニー・ガースとドナ役のトリ・スペリングがホストを務めるポッドキャスト番組『9021OMG(原題)』で、カーリーが視聴者の人気を得られずにヒラリーが番組を降板させられたのは、脚本が問題だったからだと指摘している。「このエピソードの脚本は良くなかったと思う」と述べたトリの発言に、ジェニーも「そうそう、残念だけど私もそう思う」と賛同した。
『9021OMG』でプロデューサーを務めるエイミー・シュガーマンは番組で、「正直に言うと、私はずっとヒラリー・スワンクはこの役に向いていなかったと思っていたの。振り返ってみても、“ヒラリー・スワンクってあんまり良くなかった”と記憶していたの」と率直にコメント。しかし、改めてエピソードを見直して考えが変わったとのことで、「良くなかったわけじゃない。実は彼女、すごく良かったのよ」と述べている。
シュガーマンに続いてトリも、「彼女の描かれ方があまりにも酷かったのよ」と指摘し、「新キャラクターをちゃんと活かせない書き方をしてしまうと、それは大きな不利益を生んでしまうんじゃないかな?」と疑問を投げかけた。
いずれにせよ、ヒラリーにとって番組の降板は好機となる。シュガーマンは、「彼女は番組を早々に降板させられたからこそ、『ボーイズ・ドント・クライ』のオーディションを受ける時間ができたの。つまり彼女がオスカーを獲れたのは、『ビバリーヒルズ青春白書』の脚本家たちが彼女を酷評して、ファンが“彼女はダメだ”と思ったから」と付け加えた。
ヒラリーは、『ボーイズ・ドント・クライ』で一度目のオスカーを獲得した後、『ミリオンダラー・ベイビー』で2度目のアカデミー賞主演女優賞に輝いた。(海外ドラマNAVI)
参照元:EW




