『グッド・オーメンズ』デヴィッド・テナントが刑務所ドラマに主演！

英BBCの刑務所ドラマ『Time（原題）』シーズン3に、『グッド・オーメンズ』のデヴィッド・テナントが主演することが分かった。BBCが伝えている。

今度の舞台は若年受刑者施設

『Time』は、本国イギリスで2021年に始まった刑務所ドラマ。アンソロジーシリーズとなり、シーズン1は男子刑務所を舞台にショーン・ビーン（『ゲーム・オブ・スローンズ』）とスティーヴン・グレアム（『アドレセンス』）が共演、2年後に放送されたシーズン2は女子刑務所に舞台が移り、ジョディ・ウィッテカー（『ドクター・フー』）やベラ・ラムジー（『THE LAST OF US』）が出演していた。クリエイターを務めるのは、リーガルドラマ『ACCUSED／罪の真相』の元ネタ『Accused（原題）』や『心理探偵フィッツ』を手掛けたジミー・マクガヴァーン。BAFTA賞（英国アカデミー賞）で作品賞と主演男優賞（ショーン・ビーン）を受賞している。

シーズン3の舞台は若年受刑者施設。10代の若者を収監することの影響と、彼らをケアする側への影響を描いていく。デヴィッド・テナントは刑務官ベイリー役で主演。また、シヴォーン・フィネラン（『ハッピー・バレー』）が過去2シーズンに続いて刑務所の聖職者マリー＝ルイーズ役で続投する。

刑務所の聖職者マリー＝ルイーズは、信仰を失った状態で若年受刑者施設にやってくる。その施設内で悲劇が起きたことから、彼女はベテラン刑務官のベイリーと衝突。実はベイリー自身も危機の只中にあり、重大な出来事に至った状況について多くを知っているが、罪悪感に押し潰される前に真実を明かすことができるのか？

一方、施設に収監されている10代の若年受刑者たち、ピーターとジェームズは、収監されて間もない期間を必死に乗り越えようとしていた。ジェームズは許されざる暴力行為の後、両親と向き合えるのか。そしてピーターは、罪のない男性が亡くなった真相を話すのか、それとも家族への忠誠心を優先するのか。二人の間に芽生えた友情が、彼らの未来の軌道を変えるかもしれない。しかし不安定さを増す環境の中で、果たして変わることは可能なのだろうか――。

『ヴェラ　～信念の女警部～』『ハットンガーデンの金庫破り』のポール・ウィッティントンが監督を担うシーズン3は、過去2シーズンと同じく3話構成。撮影はベルファストで行われる。

シーズン3についてマクガヴァーンは次のように語っている。「シヴォーン・フィネランが戻ってきます！　さらにデヴィッド・テナントという素晴らしい主演俳優も迎え、ポール・ウィッティントンという優れた監督もいますから、素晴らしい作品になると思います」

『グッド・オーメンズ』シーズン1～2はAmazon Prime Video（アマゾンプライム）にて独占配信中。（海外ドラマNAVI）

参考元：英BBC