【配信】海外ドラマランキング｜『ストレンジャー・シングス』がまたもやフライングでランクイン

全米で配信中の海外ドラマおよび映画（ドキュメンタリー・リアリティショー含む）におけるランキングトップ10（ニールセン調べ）が発表された。「オリジナルドラマ」「非オリジナルドラマ（※放映権を獲得した他社作品）」「映画」という3部門における全米でのストリーミング（配信）ランキングを紹介しよう。

配信ランキング（ニールセン調べ）

2025年10月13日（月）から10月19日（日）までの順位は以下の通り。

ドラマ（オリジナル）

ドラマ（非オリジナル）

映画

※配信先は、現地アメリカでのプラットフォームを記載。

人気アンソロジーシリーズ第3弾の『モンスター：エド・ゲインの物語』は2週連続の総合トップに立ったものの、この3週目は視聴時間が大きく減り（15億2700万分→23億800万分→9億7900万分）、2位の『風の勇士 ポルダーク』（9億5400万分）に2500万分差とかなり肉薄される結果に。

オリジナルドラマ部門では、10月16日（木）にシーズン3（全8話）を追加した『ザ・ディプロマット』と、シーズン5が佳境に近づきつつある『マーダーズ・イン・ビルディング』がともに圏外からトップ10入り（3位、7位）。また、最終章がいよいよ11月26日（水）より解禁となる『ストレンジャー・シングス　未知の世界』が8位につけた。同作はおよそ4ヵ月前に最終章のリリース時期が発表されたタイミングでもランクインしていたが、およそ3年半ぶりに新たなエピソードが到着する前に復習しておきたい人が増えたようだ。

非オリジナルドラマ部門では、前週（10月8日）よりNetflixで配信されるようになった『風の勇士 ポルダーク』が9億5400万分でトップに輝いた。英BBCで2015年から5シーズン続いた大河ロマンは、放送当時に主演エイダン・ターナーの裸体が話題となったが、アメリカの視聴者も彼に魅せられたのかもしれない。

映画部門は、トップ10のうち半分に当たる5作品が入れ替わり。初登場で1位を奪取したのはドキュメンタリー『パーフェクト・ネイバー：正当防衛法はどこへ向かうのか』。10月17日（金）にお披露目されたNetflixの実録犯罪シリーズ最新作は、長きにわたる近隣トラブルがやがて命を奪う暴力事件へと発展してしまう様子を警察のボディカメラで映し出し、100分足らずの尺にもかかわらず総視聴時間7億9800万分を叩き出した。

また、リリースは前週（10月10日）ながらもこのタイミングでランクインとなったのは、人気俳優にフォーカスしたドキュメンタリー『ジョン・キャンディ：自分が好きだ』。1994年に心臓発作を起こして43歳で急死してしまったジョン・キャンディは、『ホーム・アローン』『ブルース・ブラザース』『クール・ランニング』などで活躍。一緒に仕事をしたマコーレー・カルキン、トム・ハンクス、ビル・マーレイ、ダン・エイクロイドといった俳優がジョンとの思い出を語る。

旧作としては、前週（10月9日）に3部作が揃ってNetflixでリリースされていた『メイズ・ランナー』シリーズより、前週の1作目（5位）と2作目（9位）に続いて、今度は2作目（8位）と3作目（7位）がランクイン。そのほかには、エド・ヘルムズが主演するコメディ『お！バカんす家族』（5位）とブラッドリー・クーパーが出演する1980年代のドラマシリーズ『特攻野郎Aチーム』の映画版『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』（6位）という、『ハングオーバー』シリーズ出演者の作品が飛躍していた。

『ストレンジャー・シングス　未知の世界』シーズン1～4はNetflixにて独占配信中。（海外ドラマNAVI）

参考元：米Hollywood Reporter