米FOXの医療ドラマ『Dr.HOUSE ―ドクター・ハウス―』は、2004年〜2012年に8シーズンにわたって放送された。ヒュー・ローリー演じる主人公グレゴリー・ハウス医師は、シャーロック・ホームズをモデルにした医療界の天才で、プレインズボロ教育病院で親友のウィルソン医師(ロバート・ショーン・レナード)と共に難病を解決していく。本作には衝撃的な場面が数多くあったが、最終回ではシリーズ屈指の衝撃の展開が用意されていた。
(以下、ネタバレを含みます)
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『Dr.HOUSE』あの“病気ネタ”の真相をクリエイターが明かす
米FOXの人気医療ドラマ『Dr.HOUSE ―ドクター・ハウ …
ハウスとウィルソンの最後は?
■シリーズ最終話「最期の時」で何が起きたのか?
物語は、ハウスが火事現場と思われる廃屋で目を覚ますところから始まる。傍らには死亡した患者オリバーの遺体。薬物や酒の痕跡が散乱するなか、ハウスは過去の仲間たちと幻覚の中で対話し、自身の人生を振り返る。
直前、ハウスは“刑務所行きの可能性”に直面していた。一方、親友ウィルソンは余命5カ月の末期がん。ウィルソンの残された時間を優先したいハウスは、ついに“ある決断”に踏み切る。
■「ハウス死亡」の報道は偽装だった
火災現場から発見された遺体はハウス本人だと“歯型照合”で確認され、一度は死亡扱いになる。しかし、葬儀の最中にウィルソンの携帯へ「黙れ、バカ」というハウスらしいメッセージが届く。
ウィルソンが帰宅すると、玄関先でハウスが待っていた。ハウスは「患者の歯型とすり替えて死を偽装した」と明かし、刑務所を逃れる代わりに、ウィルソンの余命5カ月を“ともに過ごす”ことを選んだのだ。
二人はバイクで旅へ出発。これがシリーズ最後のシーンとなる。「人は嘘をつく」という持論を持つ男の最後の嘘は、親友のためのものだった…という皮肉でありながら美しいラストだ。
■カディはなぜ最終回に登場しなかったのか
ハウスの元恋人で病院長だったリサ・カディは、最終話には登場しなかった。演じたリサ・エデルスタインは契約交渉のこじれからシーズン7で降板しており、制作陣は最終回への出演を望んでいたものの実現しなかったという。リサ自身も「車を家に突っ込まれた相手の葬儀には行かない」と冗談交じりに語っており、キャラクターとしても戻らないのが自然な流れだと説明している。
■その後の主要キャラは?
チェイス:ハウスの後任として診断科のチーフに就任
タウブ:家族と和解しながらも恋人ルビーと関係継続
キャメロン:ER医として働き、夫と子どもと暮らす
フォアマン:病院の院長を続け、ハウスのIDバッジを見つけ“生存”に気づく
『Dr.HOUSE ―ドクター・ハウス―』は、HuluとNetflixで配信中。(海外ドラマNAVI)


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