Amazon Originalドラマ『フォールアウト』シーズン2のジャパンプレミアが都内で開催され、製作総指揮のジョナサン・ノーラン、ルーシー役のエラ・パーネル、ハンク役のカイル・マクラクランら来日ゲストが登壇。さらにスペシャルゲストとして、ゲーム好きとして知られるマヂカルラブリーの野田クリスタルが駆けつけ、作品への愛を語った。
世界中で1億人以上が視聴した大ヒット作の続編がついに配信
世界中で1億人以上が視聴し、世界的ベストセラーゲームをジョナサン・ノーランが実写ドラマ化した人気作『フォールアウト』。その続編シーズン2が、12月17日(水)よりプライム・ビデオで世界独占配信となる。
史上最高のゲームタイトルの一つを原作とした本作は、世界の終末から200年後を舞台に、「持てる者と持たざる者」の物語を描く。地下シェルターで暮らしていた居住者が足を踏み入れた衝撃の地上世界「ウェイストランド」で繰り広げられる壮大な物語が話題を呼んだ。
シーズン2では、終末後の活気あふれる都市ニューベガスを舞台に、個性豊かなキャラクターたちが活躍する。シドニー、ロンドン、ブラジル、LAでのワールドプレミアを経て、ワールドツアーのフィナーレを飾る地として日本が選ばれ、主要キャスト・クリエイターが来日した。

ジョナサン・ノーラン、念願の来日に歓喜
登壇したジョナサン・ノーランは「この作品を携えて、今東京にいられることが大変嬉しく思っています」と述べ、エラ・パーネルは「今回初めての来日なんですけども、本当に皆さんと一緒にシェアできてとても嬉しいです」と初来日の喜びを語った。
カイル・マクラクランは日本通ぶりを発揮し、「僕は初めてじゃないです。前に一緒に仕事をしたことがあります。いっぱい友達がいます、日本に。観客の中には、ちょっと知ってるような顔が何人かいらっしゃいます。とっても嬉しいです」と流暢な日本語も交えて挨拶した。

ノーランが語るシーズン2の見どころ
制作総指揮のジョナサン・ノーランは、シーズン2の配信を前に率直な感想を語った。「本当に今ワクワクしています。もともと自分がこのゲーム大好きだったところからこの作品が始まったわけですけれども、その世界を皆さんに楽しんでいただけて、そしてさらにシーズン2ということでシェアできる今とてもワクワクしております」
見どころについては「より壮大なスペクタクル、そしてこの素晴らしいキャストによる素晴らしい演技、よりクレイジー、よりダーク、そしてものすごいことがたくさん起きますので、楽しみにしていてください」と期待を高めた。

シーズン2は「よりスペクタクルでクレイジー」
主人公ルーシーを演じるエラ・パーネルは、「シーズン2を通じて、かなりルーシーは変わっていきます。シーズン2の始まりは、シーズン1の終わりから間もなくして始まるんですけれども、ほとんどウェイストランドで過ごすんですね。グールと一緒に過ごすことが多いんですけれども、グールはルーシーとかなり違います。ウェイストランドの中でサバイブして生き残っていくために、彼女はいろんなことを学ばなければいけない」と語る。
常に明るくまっすぐな性格でありながら、どんな困難にも屈しない強さを持つルーシーが、シーズン2ではさらなる進化を遂げる様子が描かれる。

一方、ルーシーの父ハンクを演じるカイル・マクラクランは「すべてが見どころです。シーズン2は、ハンクのことをもっともっと知れると思うんですね。彼の科学者の面ですとか、ビジョナリー、これから何が起きるかっていう、そういう部分が見えていくんですけど、本当に色んなことが分かっていて、あまり喋れないんで、要するにネタバレにならないようにしたいので、とにかく楽しめると思います」と話す。
一見心優しい父親も、実は隠された秘密を持つキャラクターであるハンク。シーズン2でも物語の重要な役割を担うことが示唆された。会場ではグールのコスプレをした観客が多く見られたことに触れ、「ハンクの格好をしてる人ってあまりいないな」とジョークを交えながら、「司会者さんがちょっとハンクらしい格好をしてるので、一人いたと思いました。これからもっと増えるといいなって思っています」と会場を和ませた。

東京がワールドツアー最終地に選ばれた理由
ワールドツアーの最終地として東京が選ばれた理由について、ノーランは「10年間、兄(クリストファー・ノーラン)が作品を手掛けるたびに、東京連れてくぞって約束してくれたんです。なのに、毎回その約束破られてきました。なので、やっと自分が来ることができて、クリスが何してんのか知らないんですけれども、非常にここにいられることをスリリングに思っています。世界でも最高の町だと思いますし、この作品を持ってこうやって今いられること大変嬉しく思いました」と、個人的なエピソードを交えて語った。
エラ・パーネルは「スーツケース一つ分空にして持ってきたので、靴でもお洋服でもバッグでも何でも買いたいと思ってます」とショッピングに意欲的。
カイル・マクラクランは日本への深い愛情を示し「東京は一度来るとまた、何度も戻ってきたくなる、そういう場所だと思うんですね。日本に何度か来てますので、大好きなレストランもそうだし、お店もありますし、とにかく、日本のやり方が全て本当に正確だし、すごく心がこもっている、そういうところが大好きなんですね。前回行ったチームラボは絶対に今回、リストに載ってます」と東京での楽しみを語った。
マヂカルラブリー・野田クリスタルがシーズン3出演を直訴!?
ここでサプライズゲストとして、「マヂカルラブリー」の野田クリスタルが登場。日本の著名なコメディアンとして、そして自身もゲームクリエイターである野田から、キャストへ花束が贈呈された。

野田は『フォールアウト』のコスプレで登場。ゲーム原作の本作への造詣の深さを見せた。「もともと『フォールアウト』がゲームで好きでやらしてもらってたんですけども、ゲームがどうやって実写というか、ドラマにするんだろうと思っていたら、もうパワーアーマーの再現度、ゲームよりかっこよく描かれてたりとか、ピップボーイが本当にこの世に存在したぞと。あれの感動がもうすごすぎて、こんなにドラマがこんなにすごい超えてくるかっていうぐらい、面白かったです」
特に印象に残ったシーンとして「ステムパックをお腹に刺す時に本当に痛そうであれで本当に治るのかと思ったんですけど、治ってたので嬉しかったです」とゲームファンならではの視点でコメント。
ノーランはこの感想に対し「本当にコメントが的を得ているその通りだと思います。素晴らしいキャストの素晴らしい演技、もう永遠に話すことはできるんですけど、やっぱり作ってて楽しいな、そのクレイジーなクリーチャーとか、やっぱりこうおもちゃとおっしゃってましたけど、やっぱりどういう風に実現するんだろうってワクワクしながら色々やってるわけですね」と応じた。

さらに野田は、「実は非常に筋肉があります。非常に筋肉モリモリでございます。『フォールアウト』に出ても違和感がないのではないでしょうか。シーズン3があるのであれば、スケジュールを開けさせていただいてもよろしいでしょうか」と自慢の筋肉をアピール。
この直球のアピールに、ノーランは判断をエラ・パーネルに振り、エラは「100%絶対大丈夫です」と即答。会場は大きな拍手に包まれた。
野田は「是非ともパワーアーマーを着たい。着かせてください。レイダーは勘弁してください。まあほぼレイダーですけども。でもレイダーでもいいですよ。レイダーのボスで是非とも」と、役柄への希望まで語り、会場を大いに沸かせた。

ファンへメッセージ
最後にノーランから、これから作品を見る日本のファンへ「本当にこれから皆様に作品をお見せするということを光栄に思っております。本当にこの場で皆様に自分が来てお披露目できるっていうのが自分の一生の夢でもあったので、それが叶った瞬間です。カイルにとってはもう毎週金曜日に来ているぐらい慣れきったことかもしれませんが、自分にとっては本当に特別なことです。これから見ていただくわけですが、是非楽しんでください」とメッセージが送られた。
『フォールアウト』シーズン2は、12月17日(水)よりPrime Videoにて世界独占配信開始。
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