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ジェレミー・レナー『メイヤー・オブ・キングスタウン』への復帰条件と事故の舞台裏

2025年10月28日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

メイヤー・オブ・キングスタウン

シーズン4の配信が日米で開始した『メイヤー・オブ・キングスタウン』生死に関わる事故から本作へと戻ったジェレミー・レナーの復帰裏には、共演者との間に交わされた「ある条件」があったという。

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復帰の裏にあった共演者ヒュー・ディロンとの「約束」

同作でイアン役を演じ、製作総指揮・共同クリエイターも務めるヒュー・ディロンは、米誌Peopleに対し、ジェレミーの復帰に際して交わした約束を明かしている。ディロンは「彼(ジェレミー)が現場に戻ってきたとき、僕は彼の母にちゃんと彼を守るからと約束しなければなりませんでした」と告白。ディロンは続けて、当時のジェレミーが「とても脆い状態にあった」と振り返っている。

共同クリエイターであるテイラー・シェリダンも含め、「できることはすべてやろう」という思いで一致していたという。「僕たちは長く一緒に仕事をしてきて、特別な絆があるのです。彼のもとを訪れ、彼の家族と話し、次のステップを見つけるというのは、とても個人的で大切なことでした」と、事故後の緊密な連携を強調した。ディロンは、単に「シーズンを終える」「シーンを撮り切る」という仕事上の目標を超え、ジェレミーの人生そのものを尊重する姿勢を示している。「彼の体にはチタンが入っているんだから、僕は彼に幸せでいてほしいと思っています。これは単なる仕事ではなく、彼の人生なのです」

このディロンの献身的な態度に対し、ジェレミーはユーモアを交えつつ、「もしヒューが何か間違ったことをしたら、母が彼を殺しちゃうでしょうね」とコメントし、深い信頼関係をうかがわせた。

現場で「子ども扱いしてもらう必要があった」

また、ジェレミーは、事故後の仕事復帰直後の状況が「決して万全ではなかった」と語っている。「最初のうちは、自分でもそう感じました。彼らとはすでに2シーズン一緒に働いてきた仲間たちなのに、誰にも会っていなかったんです。誰ともきちんと話す機会がありませんでした。“どんな状態のジェレミーが戻ってくるのか”わからなかったんですよ」と、肉体的にも精神的にも完全ではない状態での復帰だったことを明かす。

現場に慣れていくプロセスで「最初のうちは、正直言って子ども扱いしてもらう必要があった」と衝撃的な告白をしている。「肉体的にも精神的にも、人に頼らざるを得なかったんです。みんなが僕を支えてくれました。僕もできる限り彼らを支え、この作品を一緒に最後までやり遂げようとしました。みんなで力を合わせて実現させたんです」ジェレミーは、事故以前の「普通」はもう戻ってこないだろうと理解しつつも、「それでいいんです。受け入れています」と、新たな日常を受け入れている姿勢を示している。 災難を乗り越えたジェレミーの復帰劇は、プロとしての不屈の精神と、現場で結ばれた強固な絆の結晶と言えるだろう。

『メイヤー・オブ・キングスタウン』シーズン4は10月26日(日)よりParamount+にて日米同時独占配信開始。(海外ドラマNAVI)

参考元:People

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Photo:『メイヤー・オブ・キングスタウン』シーズン4(C)2025 Viacom International Inc. All Rights Reserved.

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海外ドラマNAVI編集部

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