米CBSの人気ドラマ『トラッカー』が、ついにシーズン3に突入した。初回から波乱の展開が続き、主人公の賞金稼ぎコルター・ショウ（ジャスティン・ハートリー）が父の死をめぐる衝撃的な事実を知り、さらに新たな事件に巻き込まれていく。
シーズン3の展開と見どころについて、ジャスティンがDeadlineに語った。
（※この記事には『トラッカー』シーズン3第1話のネタバレが含まれます。）
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今度はコルターが標的に？！
物語は、小さな町のバーでコルターが乱闘を起こす場面から幕を開ける。そこへ、兄のラッセル（ジェンセン・アクレス）が現れ、コルターを助け出す。しかし、兄弟の間には長年消えないわだかまりがあった。
その原因は、父親の死の真相を母親が隠していたことにある。実は、“崖から父を突き落とした”のはラッセルではなく、オットーという男だったのだ。衝撃的なのは、母親がその事実を知りながらも、コルターが兄を疑い続けるのを黙認していたこと。ジャスティンは「どんな理由があっても、息子たちをそんな形で苦しめることは許されない」と語る。シーズン3では、母がなぜ真実を隠したのか、そして兄弟がどう向き合うのかが大きなテーマとなる。
コルターは真実を追い求めずにはいられない性格だ。一方のラッセルは「もう終わりにしよう」と過去を手放そうとする。ハートリーは「兄弟は正反対のタイプだけど、お互いを理解しようとしている」と語り、二人の関係性に新たな変化が訪れることを示唆している。
物語はさらにスリリングな方向へ動き出す。初回のラストでは、兄弟が巻き込まれた新たな事件が大きく展開し、二人が得体の知れない陰謀の中心にいることが明らかになる。
また、コルターの仲間リニー（フィオナ・レネ）にも注目だ。前シーズンで誘拐事件に巻き込まれた彼女は、心の傷を抱えながら今シーズンもコルターと行動を共にする。ジャスティンは「彼は彼女の変化に気づき、放っておけない。支えようとする姿が描かれる」と明かしている。さらに、人気キャラクターのビリー（ソフィア・ペルナス）も復帰予定。「彼女は後半に重要な役割で戻ってくる」とジャスティンは語り、再登場に期待が高まる。
今後の見どころとしては、母親が父の死にどのように関わっていたのかという謎の深掘りに加え、コルター自身が“追う側”から“追われる側”に転じるという新たな展開も待ち受けているという。ジャスティンは「これまでとは逆に、今度はコルターが“標的にされる”。そのスリルが今シーズンの大きな見どころになるだろう」と語っている。
『トラッカー』シーズン3は、米CBSで10月19日（日）より放送中。シーズン1～2はDisney+（ディズニープラス）で独占配信中。（海外ドラマNAVI）
