イギリス発の大人気SFドラマ『ドクター・フー』で13代目ドクターにして初の女性ドクターを演じたジョディ・ウィッテカーが新作『Frauds(原題)』について語った。
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『ドクター・フー』ジョディ・ウィッテカー、撮影最終日を語る「今までで一番気持ちが揺さぶられた日」
絶大な人気を誇るSFドラマ『ドクター・フー』のシーズン13で、13代目ドクターを演じたジョディ・ウィッテカーがシリーズを卒業する。その撮影最終日について、ジョディが語っている。米Screen Rantが報じた。 女性初となるドクターとして大抜擢されたジョディは、2017年のクリスマススペシャル「戦場と二人のドクター」か…
従来の“強盗もの”ではない
映画やドラマでは「強盗団がチームを組んで大仕事を狙う」という設定はおなじみだが、英ITV Studios配信の新作ドラマ『Frauds』は、その定番を“女性チーム”という形で大胆に覆している。
ジョディは主人公サム役として登場し、共演には本作の共同クリエイターでもあるサランヌ・ジョーンズ(『ジェントルマン・ジャック 紳士と呼ばれたレディ』)のほか、エリザベス・バーリントン(『グッド・オーメンズ』)、ケイト・フリートウッド(『ホイール・オブ・タイム』)、タリサ・ガルシア(『ウィロー』)らが出演。
サランヌと『Maryland(原題)』でも組んだアン=マリー・オコナーが共にクリエイターと脚本を兼任する。
Here's your first look at #Frauds 👀
Old friends. New lies. One dangerous heist. Suranne Jones and Jodie Whittaker lead a dark, twist-filled thriller where loyalty only goes so far.
Watch Sunday at 9pm on ITV1 and ITVX.
Produced by Monumental Television, part of #ITVStudios. pic.twitter.com/8govkopdX5
— ITV Studios (@itvstudios) October 3, 2025
ジョディはこれまで時空を超えるドクターを演じてきたが、『Frauds』ではまったく新しい挑戦が待っていたという。カンヌで開催されたテレビ見本市「MIPCOM」で、Deadlineの取材にこう語っている。
「これまで自分たちにこんな役が用意されたことはなかった。全員がそれぞれ違うエネルギーとスキルを持っていて、だからこそチームとして完璧に機能する。従来の“強盗もの”では、こういうタイプの人たちは登場することはない」
また、登場人物たちがなぜ強盗に加わるのかという“動機”の部分に特に惹かれたという。「こういう作品を読むとき、まず動機を探す。女性キャラクターの場合、多くは“家族を養うため”とか、“困窮して仕方なく犯罪に手を染める”といった理由が多い。でも今回は違う。一部のキャラクターは純粋に“お金が欲しい”“自分の力を見せたい”という欲望で動いていて、それがすごく新鮮だし気に入っている」
(海外ドラマNAVI)