米CBSで2003年から続く大人気犯罪捜査ドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』。その人気キャラクター、アンソニー・”トニー”・ディノッゾとジヴァ・ダヴィードのその後を描くスピンオフ『NCIS:トニー&ジヴァ』が、9月にParamount+にて配信スタートした。トニー役として復帰を果たしたマイケル・ウェザリーは、この新作を引っ提げ、さらにユニークなスピンオフのアイディアを提案してファンを喜ばせている。
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20年超の歴史を持つ『NCIS』フランチャイズの現状
20年以上の歴史を持つ『NCIS』は、本家を筆頭にこれまで数多くのスピンオフを生み出してきた長寿シリーズだ。その最新作となる『トニー&ジヴァ』は、トニーとジヴァ(コート・デ・パブロ)がヨーロッパ中を逃亡するという緊迫感あふれるストーリーとなっている。
配信開始を受け、Paramountの公式Instagramには、二人が新作について語る動画がアップされた。この中で、マイケルは「昔のキャラクターやセリフなどへ言及している」と明かした上で、ジョーク混じりに驚きの構想を披露した。
「『トニー&ジヴァ』で新しく登場したものが、いずれ『NCIS: Retirement Home(老人ホーム)』で語られるかもしれない」と、老後の彼らを描くような、さらなるスピンオフのアイディアを提案したのだ。
老人ホームで事件解決?ファンが熱狂する「究極のアイディア」
今のところ、『NCIS』フランチャイズに終わりは見えていない。本家とスピンオフを含め、現在は4つのシリーズが放送されている状態である。そんな中で、トニーやジヴァ、さらにはティモシー・マクギー(ショーン・マーレイ)といったお馴染みのキャラクターたちが、30年後、40年後に老人ホームで事件を解決したり、逃亡したりしているという発想は、きわめてユーモラスだ。
しかし、『NCIS』というシリーズが、物語の舞台や登場人物が変わっても常にファンを魅了してきたことを考えると、この老人ホームを舞台にしたストーリーも、私たちを大いに楽しませてくれるものになるかもしれない。
緊迫感あふれる最新作『トニー&ジヴァ』の行方
とはいえ、今はまず現役の捜査官たちの活躍に注目すべきだろう。『トニー&ジヴァ』は、最初の3話が9月初旬に配信された後、以後毎週新エピソードが公開されている。シーズン1はすでに折り返し地点に来ており、これまでの内容は、緊迫感と意外性に満ちた展開を見せている。
残りの数話がどのようなクライマックスを迎えるかは未知数だが、少なくとも老人ホームでは決して見られないであろう、スリルを感じることができるはずだ。また、本家『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』は、今月14日からシーズン23に突入する。
『NCIS:トニー&ジヴァ』はParamount+(パラプラ)にて独占配信中。(海外ドラマNAVI)