『ポーカー・フェイス』や『ロシアン・ドール:謎のタイムループ』のナターシャ・リオンと『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』のマット・ベリーが、『名探偵モンク』で制作総指揮・脚本を務めたコメディ作家のトム・シャープリングが参加する英Skyの新作シリーズで『Force & Majeure(原題)』で主演・共同クリエイターを務めることが分かった。
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クラシックなアクション&探偵ドラマをユーモラスに再構築
本作について、Skyは「レトロな雰囲気をまとった、クラシックなTVのアクション&探偵ドラマをユーモラスに再構築した作品」と紹介している。
物語は、英国人の美術専門家トーマス・フォース(マット)と、アメリカ人傭兵ジェニファー・マジュール(ナターシャ)のコンビが主人公。彼らは正義に取り憑かれた風変わりな大富豪アマンダ・ダヴェントリーに雇われ、ヨーロッパ各地で暗躍する国際的な悪党たちの陰謀に立ち向かうことになる。しかし、悪の勢力と戦ううちに、二人は依頼主のアマンダが何かを隠しているのではないかと疑い始める…。追加キャストや配信開始日については、後日発表される予定だ。
本作を手掛けるのは、ナターシャ、マット、シャープリングで、脚本はシャープリングのほか、イアン・モリス(『思春期まっただ中』)、シロッコ・ダンラップ(『ロシアン・ドール』)らが担当する。
製作は英BBC『The Gold(原題)』やChannel 4の『Year of the Rabbit(原題)』を手がけたObjective Fictionと、ナターシャ率いるAnimal Pictures。
ナターシャはライアン・ジョンソンが手がける探偵ドラマ『ポーカーフェイス』で主演を務め、Netflixの『ロシアン・ドール』ではエイミー・ポーラー、レスリー・ヘッドランドと共に制作総指揮を担当した実績を持つ。一方のマットは、『魔法が解けて』や『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』などで知られる英国コメディ界のスターだ。
Skyにとって『Force & Majeure』は大きな勝負作であり、近く米国マーケットへの売り込みも予定されている。
『ポーカー・フェイス』シーズン1~2はU-NEXTで独占配信中。(海外ドラマNAVI)