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世界的大ヒットドラマ『エージェント物語』映画版が遂に始動!脚本は完成済み

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世界的に大ヒットを記録したフランスのTVドラマシリーズ『エージェント物語』(原題: Dix pour cent)の映画版が、ついに正式に始動することがわかった。米Deadlineが報じている。

世界的大ヒットドラマ『エージェント物語』映画版が遂に始動!脚本は完成済み

世界的に大ヒットを記録したフランスのTVドラマシリーズ『エー …

豪華キャスト陣が再集結、再びあの物語が動き出す

オリジナル版の脚本家でクリエイターのファニー・エレーロは、先日Deadline主催の「French TV Disruptor Award」を受賞した際、このニュースを独占インタビューで明かし、「脚本はすでに完成している。いよいよ動き出す」と語り、製作が本格的に進んでいることを認めている。

本作最大の魅力であるオリジナルキャスト陣が、映画版でも続投することが決まった。

主演を務めたカミーユ・コッタン(『キリング・イヴ/Killing Eve』)、チボー・ドゥ・モンタランベール(『THE TUNNEL/トンネル』)、グレゴリー・モンテル(『トランスアトランティック -世紀の亡命プロジェクト-』)、リリアーヌ・ロヴェール(『ファミリー・ビジネス:マリファナ・カフェへようこそ』)、ファニー・シドネー(『間違えられたフランス男たち』)、ロール・カラミー(『悪なき殺人』)、ニコラ・モーリー(『マイ・ベスト・パート』)といった面々が再集結する。俳優陣の多忙からスケジュールの調整は難航したものの、全員の予定が確保されたことで、この夢の企画が実現にこぎつけたのだ。

「再び彼らのために執筆できて、とても幸せです」とエレーロは喜びを語っている。「彼らは本当にインスピレーションを与えてくれる存在で、みんな大好きです。私が現場を離れてから、前シーズンの配信からもう5年近く経つので、再びみんなと集まれるのは本当に素晴らしいことです」。

エレーロは第1〜3シーズンの脚本を手がけた後、クリエイティブ面での対立を経て最終シーズン(第4シーズン)には参加していなかった。それだけに、今回の再集結はファンにとって感涙ものだろう。

映画版の詳細はまだ明かされていないが、オリジナルシリーズの代名詞とも言える豪華ゲストスターの登場が期待されている。これまでにジュリエット・ビノシュ、モニカ・ベルッチ、シャルロット・ゲンズブール、ジャン・レノ、シガーニー・ウィーヴァーといった大物が、本人役で出演してきた。映画版にも“大物ゲスト”が参加すると目されている。

「全員をとても誇りに思います。私たちは共に人生を変えるような作品を築き上げました。その経験は、これから先もみんなの絆として残り続けます」とエレロは、長年苦楽を共にしたキャストたちへの敬意を表している。

世界を席巻した『エージェント物語』の功績

本作は、パリの架空の芸能事務所ASKを舞台に、エージェントとクライアントたちの日常をコミカルに描く群像コメディだ。

フランス国内で大ヒットを記録した後、国際エミー賞コメディ部門を受賞。Netflixでの配信によって世界的な人気を確立し、これまでにイタリア、インド、カナダ、トルコ、イギリスなど各国でリメイク版が制作されてきた。ベルリンが舞台のドイツ版はDisney+にて9月12日により配信(日本での配信は不明)、エヴァ・ロンゴリア(『デスパレートな妻たち』)によるスペイン語版も制作が進行中だ。

(海外ドラマNAVI)

参考元:Deadline

Photo:Instagramアカウント@telegraphfashion @heikemakatschより

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海外ドラマNAVI編集部

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