2009年から6シーズンにわたって放送された人気ドラマ『glee/グリー』のケヴィン・マクヘイルとジェナ・アシュコウィッツが、故ナヤ・リヴェラやコーリー・モンテースの出演シーンを含む全シーズンを見返した心境を語った。
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『Glee』キャスト、コーリー・モンテースの死後に復帰した撮影の辛さを回顧
2009年より、6シーズンにわたって放送された大ヒット青春ミ …
撮影中に現実の喪失とも向き合った
二人は自身のポッドキャスト番組『And That’s What You REALLY Missed(原題)』で作品を振り返っており、米ポッドキャスト『How Rude, Tanneritos!(原題)』とのコラボ回でその思いを明かした。
ケヴィンは、番組終了後に初めて全シーズンを見返したのは、リキャップ番組『Showmance(原題)』でのことだったという。その当時を振り返り、「彼が歌っている曲はなかなか聴けなかった。でも見返すことで乗り越える助けになった」とコーリーへの思いを吐露。ナヤの死以前から、シーズン5の放送中に亡くなったコーリーの姿を見るのは「つらかった」と語った。なお、同番組は2020年にナヤの死を受けて終了している。
ジェナは、コーリーの死後に撮影された追悼エピソード「大好きだったフィンへ」(シーズン5第3話)に触れ、「私たちは撮影中に悲しみを演じながら、同時に現実の喪失とも向き合わなければならなかった」と当時の心境を回想した。作中では、彼が演じたフィン・ハドソンの死を描き、「ニュー・ディレクションズ!」のメンバーが歌で彼を偲んだ。
現在配信中の『And That’s What You REALLY Missed』では、「グリーの家族を祝福する」という前向きな意識で再鑑賞に臨んでいるというケヴィン。「こうして作品を見られることは本当に贈り物のようなもの。もちろんつらいが、キャストの人柄が輝く瞬間をたくさん見られる」と語り、改めて仲間たちへの敬意と感謝を示した。
『Glee/グリー』は、Disney+(ディズニープラス)にて配信中。(海外ドラマNAVI)