HBOの人気ドラマ『ギルデッド・エイジ -ニューヨーク黄金時代-』は、本国アメリカでシーズン3の最終回を迎えた一方、映画『ダウントン・アビー』第3作が来月劇場公開される。ジュリアン・フェロウズが手がけるこの2大作品が交わる日は来るのか?
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映画版『ダウントン・アビー』最終章、あのカップルの破局が予告編で明らかに
長年のファンに愛され続けてきた『ダウントン・アビー』シリーズ …
望めばいつでも可能だが…
クリエイターのフェロウズは米TVLineの取材に対し、「両作とも舞台はイギリスですから、クロスオーバーの機会は当然あります」とコメント。「狩猟シーズンのような行事では、多くの名家がイングランド各地を訪れます。我々が望めば、いつでも交差させることは可能です。ただ、現時点で具体的な計画はありません」と明かした。
『ギルデッド・エイジ』は2022年に放送開始。当初から両作の世界観の接点が注目されてきたが、特にシーズン3でグラディス(タイッサ・ファーミガ)が英国貴族に嫁いだ展開は、シーズン4以降でクロスオーバー実現への期待を一層高めている。
一方、シーズン1当時に取材を受けた製作総指揮のギャレス・ニームは「(クロスオーバーは)構想にない。別々の世界ですが、どちらも1880年代が舞台です。『ダウントン・アビー』の世界では、若い頃のあの“伯爵未亡人”が生きていたでしょう」と発言。時代設定から見れば、『ダウントン・アビー』シーズン1の舞台である1912年の約30年前が『ギルデッド・エイジ』の時代であり、若き日の伯爵未亡人が登場する可能性も考えられる。
両作品のファンの間では、「一瞬のカメオ出演でも構わないから見てみたい」といった声も多く、今後の展開に注目が集まっている。
『ダウントン・アビー』全6シーズンはU-NEXT、Prime Videoなどで配信中。『ギルデッド・エイジ』シーズン1〜3は、U-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)