高校生が未解決事件を解き明かす！実話をもとにした新作ドラマが誕生へ

米ABCが、高校のクラブ活動で生徒たちが本物の未解決事件を解決したという実話をもとにした新作ドラマ『Killer Class（原題）』を製作中であることが分かった。米Varietyなど複数のメディアが伝えている。

『CSI』製作陣、快挙を達成したクラブ活動を描く

『Killer Class』は現在、テネシー州にあるエリザベストン高校の生徒たちと教師のグループについて書かれた米The Tennesseean紙の同名記事をもとにしている。社会科の教師が創立した科学捜査クラブは、本物の未解決事件をいくつも解き明かしたとのこと。

公式あらすじには、「思いがけず結成された高校の科学捜査クラブが、現実の未解決事件を解決する上で驚くべき効果を発揮する姿を描く」と記されている。

本作 のクリエイターは、スティーヴン・リリアン（『CSI：ニューヨーク』）、ブライアン・ウィンブラント（『HAWAII FIVE-0』）、ジョー・ウェッブ（『FBI：特別捜査班』）の3人。そのうち、もともとコンビを組んでいたリリアンとウィンブラントはショーランナーも兼任する。

監督を務めるケン・クワピス（『マルコム　in the Middle』）は、「何十年も未解決だった事件の数々を子どもたちと教師が解決したという事実に、私は度肝を抜かれました。映画『ブレックファスト・クラブ』とトゥルークライムの融合だ、と思いました」と語っている。

かつて『刑事コロンボ』『NYPD BLUE ～ニューヨーク市警15分署』『キャッスル　～ミステリー作家は事件がお好き』といった犯罪捜査ドラマをヒットさせてきたABC。現在は、医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』が今秋シーズン22に突入する一方、『ザ・ルーキー』『GBI特別捜査官 ウィル・トレント』『ハイ・ポテンシャル』という犯罪捜査ドラマが放送されている。『Killer Class』もその仲間入りを果たすことになるのだろうか。続報があり次第お伝えしたい。

『CSI：ニューヨーク』をはじめとした『CSI』フランチャイズ作品はHuluにて配信中。（海外ドラマNAVI）

参考元：米Variety、米Deadline