米CBSで2003年に始まり、数々のスピンオフも生んできた大人気シリーズ『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』。その元ネタになった番組が復活するかもしれない。米Entertainment Weeklyが報じている。
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『犯罪捜査官ネイビーファイル』キャスト「いつでもチャンスはある」
『NCIS』はもともと『犯罪捜査官ネイビーファイル』という作品のスピンオフであり、2025年は10シーズン続いたこのオリジナルシリーズの最終回放送から20年目に当たる。主人公のハーモン・“ハーム”・ラブ・ジュニアを演じたデヴィッド・ジェームズ・エリオットは、エミー賞受賞歴もあるこの作品をよみがえらせるのに十分な時間が経ったと考えているようだ。
新作のスーパーナチュラル・ホラードラマ『Revival(原題)』のプロモーションを行っていたデヴィッドは、Entertainment Weeklyとの取材中にハーモン・ラブ・ジュニアを再び演じる気があるかどうか尋ねられ、「いつでもチャンスはあるよ」と回答。『Revival』の共演者であるアンディ・マックウィーンも「いいアイデアだと思うよ!」と賛同した。
『犯罪捜査官ネイビーファイル』のクリエイターは、脚本家・プロデューサーのドナルド・P・ベリサリオ。ベリサリオは1995年にこの企画に参加した当時、すでに『私立探偵マグナム』や『タイムマシーンにお願い』などの人気シリーズを世に送り出していた。
『犯罪捜査官ネイビーファイル』は、JAG(Judge Advocate Generals)と呼ばれる、米軍の管轄下で活動する法務部所属の登場人物たちが、アメリカ海軍や同海兵隊内で起こった犯罪・事件の捜査や弁護活動、あるいは検察活動などに従事する姿を描く。軍事法典(軍法)に基づくため、一般の民事裁判とは手続きや進行がやや異なるが、基本的にはアメリカの立法制度を忠実に描写している法律ドラマだ。
「ベリサリオ氏はまだ健在だ。もうすぐ90歳の誕生日(8月8日)だしね。リブートをやりたいかと言われたら、もちろんやりたい。確かに面白いと思うよ。でも、私自身がリブートに関わるかは分からない。リブートは大抵の場合、新しいキャストでやることが多いからね」
『犯罪捜査官ネイビーファイル』の放送自体は2005年に終了したが、同作が創り出した世界は途切れることなく続いていると言えるかもしれない。2003年、『犯罪捜査官ネイビーファイル』はシーズン8の中で、JAG部隊の姉妹機関である海軍犯罪捜査局のキャラクターを新たに登場させるエピソードを2本放送した。それが、今年10月からシーズン23に突入するまでになった『NCIS』の原形だ。また、2019年にエリオットは『NCIS』のスピンオフである『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』のエピソードに登場。ハームのパートナー、サラ・“マック”・マッケンジー役のキャサリン・ベルとともにオリジナルキャラクターを再演した。
『犯罪捜査官ネイビーファイル』復活の具体的な計画は(少なくとも我々が知る限り)ないが、ここ数年拡大を続ける『NCIS』フランチャイズの一環でいつか実現するだろうか。
『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』シーズン1~21はHuluで配信中。(海外ドラマNAVI)
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