『ウォーキング・デッド』ユニバースの最新作『ウォーキング・デッド：デッド・シティ』シーズン2の最終話が配信され、ファンが熱い視線を注いでいる。そんな中、製作総指揮の一人であるスコット・M・ギンプルが、スティーヴン・ユァン演じるグレンの復帰の可能性ついて「常に考えている」と語った。
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マギーの心に深く刻まれたグレンの死
以下、『ウォーキング・デッド：デッド・シティ』シーズン2最終話のネタバレを含みますのでご注意ください。
ScreenRantのインタビュー取材に応じたギンプルは、グレンの復帰が検討されたことを明かしている。復帰のアイデア自体はあるものの、スティーヴンの多忙なスケジュールのため、実現は容易ではないとギンプルは語った。しかし、今後実現する可能性は残されているものの、保証はできないとのことだ。
「ニーガンがブルーゲルを殺害した際、マギーが夫の死を追体験する場面で、彼女の現在のストーリーラインに関連した幻覚やフラッシュバックとして、スティーブン・ユァンをグレン役でフィナーレに登場させる話はありましたか？ また、ハーシェル役のローガン・キムも夢の中で父親と交流したいと語っていました」という質問に対し、ギンプルはこう答えている。
「それは常に頭をよぎります。ある意味、とても自然な流れですから。でも、みんなにとって楽しいことになるでしょうね。ただ、スティーヴンは本当に忙しいのです――。もちろん、他のキャストもそうですが。どうなるかは分かりませんが、そこまで話が進んだことはありません」
このコメントからは、グレン再登場のアイデアは常に念頭にあるものの、スティーヴンの多忙なスケジュールが大きな壁となっている現状がうかがえる。
グレン復帰の可能性、そしてティーブンの多忙なスケジュール
この発言から察するに、今の時点ではグレンの復帰がすぐに実現する可能性は低いと言えるだろう。彼の死は、ニーガンがどれだけ和解に努めようとも、マギーとの間に大きな溝を作り続けている。しかし、『デッド・シティ』シーズン2の終盤で、マギーはついにニーガンを殺そうとするも、彼がジニーの世話をしていたこと、そして彼女がゾンビになってしまったこともあり、ニーガンを助けようとする場面があった。夫を殺したニーガンを許すことはできないものの、共通の敵に対抗するために協力する意思を示したのである。
シーズン3の展開を考えると、グレンのフラッシュバックや幻影が登場するには絶好のタイミングだ。しかし、スティーヴンは現在、『インビンシブル ～無敵のヒーロー～』や『アバター 伝説の少年アン』といった声優業に加え、ベン・アフレック主演の犯罪スリラー『Animals（原題）』の撮影など、数多くのプロジェクトを抱えている。
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