『ターミネーター』シリーズのアーノルド・シュワルツェネッガーが主演を務めるNetflixシリーズ『FUBAR』シーズン2から登場するキャリー=アン・モス(『マトリックス』)が、本作へ出演を決めた理由を明かした。
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『FUBAR』シーズン2の配信が開始!
ロサンゼルスのNetflix Tudum Theaterで開催されたプレミアには、主演のアーノルドを筆頭に豪華キャスト陣が顔を揃えた。会場にはシュワちゃんの巨大な彫像がそびえ立ち、さらに“アーノルド・スノートツェネッガー”と名付けられたブタもレッドカーペットに登場し、会場を大いに沸かせた。
Highlights from last night’s premiere for #FUBAR Season 2, out now on @Netflix! 1/2 pic.twitter.com/iT21Mj5YHf
— Skydance (@Skydance) June 12, 2025
そんな本作のシーズン2から新たにグレタ役として加わったキャリー=アン・モスは、ドラマ参加の最大の理由として迷わずアーノルドの名前を挙げた。
「アーノルドと仕事をする機会なんて、これまで本気で想像したことはありませんでした。でも、実際にその話が来たとき、とても自然な流れに感じたのです彼と一緒に仕事をし、知り合い、友人になれたことが本当にうれしかった」と、レジェンドとの共演に心からの喜びを滲ませた。
シーズン序盤には、長く離れていたグレタとアーノルド演じるルークが再び心を通わせるきっかけとなるタンゴのシーンが登場する。キャリー=アンは「私たちはそのシーンの練習を通じて出会い、とても良い仕上がりになったと思います。2人で一生懸命取り組みましたし、素晴らしい出来になったと感じています。私のキャラクターや二人の関係性を紹介するのに最高の方法だと思います。そのシーンだけですべてが伝わるのです」と、この重要なシーンへの自信を覗かせた。
シュワちゃんの意外な一面とは?共演者が語る「ブタ愛」
今シーズンでペットのブタ、アルドンを飼うキャラクターを演じるトラヴィス・ヴァン・ウィンクルは、アーノルドの意外な一面を明かした。
「アーノルドはブタが大好きで、撮影の合間にはいつも彼に(ブタの)デクスターを渡していました」とVarietyに語り、普段の力強いイメージとは異なるアーノルドの優しい一面を垣間見せた。
トラヴィスはまた、キャリー=アンの演技についても手放しで称賛している。
「映画界のもう一人のアイコン的存在を迎え、彼女がこの作品をさらに引き上げてくれたのは本当に素晴らしかった。彼女はこれまでのキャリアで多くの素晴らしい仕事をしてきており、彼女に会い、一緒に仕事ができて本当に光栄だった」と、キャリー=アンが作品にもたらした貢献を強調した。
シーズン2の見どころ:深まる家族の絆とチームワーク
『FUBAR』は、CIA工作員のルーク(アーノルド・シュワルツェネッガー)が、娘のエマ(モニカ・バルバロ)、そしてアルドン、ルー(フォーチュン・フィームスター)、テックの天才バリー(ミラン・カーター)といった個性豊かなCIAメンバーたちとともに、危険なスパイ任務に挑む姿を描く。
物語の中心は、父ルークと娘エマが互いにCIA工作員であることを長年隠し続けていたものの、その秘密が明らかになったことで、家族関係と任務の両面で信頼やコミュニケーションが試される点にある。チームはそれぞれの個性や専門性を活かしながら、危険なスパイ活動に挑んでいく。
シーズン2で再登場したキャスト陣は、シーズン1で築き上げた友情をさらに深めることができたという。ルークのパートナー、タリー役のファビアナ・ウデニオは、シーズン1の撮影がCOVID-19の影響で交流が制限されたことに触れ、「シーズン2では、アーノルドが率先してみんなを集めてくれたのです」と、座長であるアーノルドの人柄がチームの結束を強めたと語った。
『FUBAR』シーズン1~2はNetflixで独占配信中。(海外ドラマNAVI)