Netflixによってリブートが進められている名作ドラマ『大草原の小さな家』。5月初めに主要キャスト4人が発表されたが、それから4週間近く経ったこの度、6人の追加キャストが明らかになった。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。
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Netflixリブート版『大草原の小さな家』キャスト決定!新たなインガルス家とは?
ローラ・インガルス・ワイルダーの自伝的小説を原作とする『大草 …
“エドワーズおじさん”も決定
ローラ・インガルス・ワイルダーの自伝的小説を原作に、米NBCにて1974年から9シーズンにわたって続いた『大草原の小さな家』。大自然に囲まれた西部開拓時代のアメリカ・ミネソタ州を舞台に、インガルス一家の日々が描かれた。頼れる父親チャールズ、心優しい母親キャロライン、大人びた長女のメアリー、おてんばな次女のローラといった登場人物のストーリーがローラの目線で綴られ、子どもたちの成長や周囲の人々との心温まるエピソードなど、家族愛と隣人愛にあふれる物語が展開し、今も多くの人に愛される作品だ。
リブート版は、5月初めにインガルス家4人のキャスティングがお披露目されたのに続き、5月27日(火)に6人の追加キャストが伝えられた。6人の詳細は以下の通り。
ジョッコ・シムズ(『ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ』)は、寛大で心優しく対人関係のうまさから地域社会のつながり役を務めるジョージ・タン医師役。実在の人物をもとにしており、ワイルダーの原作シリーズでは、カンザス州でマラリアにかかったインガルス一家を救った医師として描かれている。『ニュー・アムステルダム』で医師のフロイド・レイノルズを演じたジョッコにとっては再びの医師役となる。
ウォーレン・クリスティー(『ALPHAS/アルファズ』)は、テネシー出身で南北戦争の退役軍人ジョン・エドワーズ役。社交的かつ謎めいたところのあるエドワーズは多くの女性の目を引く存在だ。原作シリーズにはドクター・エドワーズとして登場し、オリジナルドラマではエドワーズおじさん(アイゼア・エドワーズ)としてヴィクター・フレンチが演じていた。
ミーグン・フェアブラザー(『HELIX -黒い遺伝子-』)の役柄は、農夫として成功して郡内で最も立派な家屋敷を築いたミッチェル。心優しい彼はカンザス州で家族とともに暮らしている。
アリッサ・ワパナターハク(『ピーター・パン&ウェンディ』)が演じるのは、ミッチェルの妻ホワイト・サン。はっきりした意見を持つ彼女は、美しく鋭いユーモアのセンスもあり、夫よりもシニカルな視点で世の中を見ているもしばしばあるというキャラクターだ。
レン・ザウェニム・ゴッツ(『エコー』)の役どころは、ミッチェルとホワイト・サンの娘グッド・イーグル。想像力豊かな彼女は家族の語り手役だ。
ザンダー・コール(『Web of Spider-Man(原題)』)は、ホワイト・サンの弟リトル・ピューマを演じる。純粋な心の持ち主だが頑固なところがあり、自分の居場所を見つけようともがいている。姉のことが大好きだが、ついつい彼女を苛立たせてしまう。
‘Little House On The Prairie’ Reboot: Jocko Sims, Warren Christie & Alyssa Wapanatâhk Among 6 Cast https://t.co/WcSRFKo4pC
— Deadline (@DEADLINE) May 27, 2025
この6人のうち、ザンダーはゲスト扱いで、残りの5人はシリーズレギュラーとなる。ジョッコとウォーレンは原作シリーズやドラマに登場した人物を演じる一方、ミッチェルの身内4人は今回新たに作られたキャラクターだ。
一足先に発表されたインガルス家のキャスティングは、父チャールズ役にルーク・ブレイシー(『エルヴィス』)、母キャロライン役にクロスビー・フィッツジェラルド(『パーム・ロワイヤル』)、長女メアリー役にスカイウォーカー・ヒューズ(『ACCUSED/罪の真相』)、そして主人公に当たる次女ローラ役にアリス・ハルシー(『レッスン in ケミストリー』)。
The upcoming Little House on the Prairie series has found its Ingalls family! Introducing…
Crosby Fitzgerald as Caroline
Luke Bracey as Charles
Skywalker Hughes as Mary
and Alice Halsey as Laura pic.twitter.com/uJV78EZCub— Netflix (@netflix) May 2, 2025
オリジナル版でローラを演じたメリッサ・ギルバートは、リブート版では1970年代には必ずしも容易にはできなかったことが可能になると発言。その一つが適切なダイバーシティだとして、次のように語っている。「ネイティヴ・アメリカンの役を実際にネイティヴ・アメリカンの俳優に演じてもらうことに(リブート版は)本格的に取り組むことができます。もちろん私たちも包括的で、受け入れる姿勢はありましたが、必須条件ではなかったのです。今、彼らは新たな視点で、“この役はネイティヴ・アメリカンの俳優が演じるべきだ”と言うことができます。さらにはインガルス一家を治療した実在の黒人医師ドクター・タンを出したりと、そうした人物たちをすべて登場させ、物語を語っていくのです」
ショーランナーを務めるのはレベッカ・ソネンシャイン(『ザ・ボーイズ』)。サラ・アディナ・スミス(『レギオン』『レッスン in ケミストリー』)が第1話の監督を担う。製作総指揮にはソネンシャインのほか、ジョイ・ゴーマン・ウェッテルズ(『13の理由』)、デイナ・フォックス(『レポーター・ガール』)、スザンナ・フォーゲル(『フライト・アテンダント』)などが名を連ねる。
撮影はカナダのウィニペグで6月から開始予定。(海外ドラマNAVI)
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