
アメリカの作家ダン・ブラウンによるベストセラー「ダ・ヴィンチ・コード」をはじめとした「ラングドン・シリーズ」は、これまで何度も映像化されてきたが、新たにドラマ化となることが分かった。米Deadlineが伝えている。
ラングドン・シリーズ6作目を原作者ダン・ブラウンとともに
2000年に出版された「悪魔と天使」を皮切りに、「ダ・ヴィンチ・コード」「ロスト・シンボル」「インフェルノ」「オリジン」という5作品が発表されてきた「ラングドン・シリーズ」。宗教象徴学の権威であるハーバード大学教授ロバート・ラングドンが、世界各国を舞台に宗教画や叙事詩に絡んだ謎を解き明かすミステリー作品だ。その多くがトム・ハンクス主演で映画化され(『ダ・ヴィンチ・コード』『悪魔と天使』『インフェルノ』)、全世界の興行収入は20億ドル(約2860億円)超を記録。2021年にはアシュリー・ズーカーマン(『アップルサイダービネガー』)主演で米Peacockドラマ『ロスト・シンボル』が作られた。
そしてこの度、今年9月にリリース予定のシリーズ6作目「The Secret of Secrets(原題)」がドラマ化されることに。人気シリーズの最新作だけあって多くの買い手が名乗りをあげる中、Netflixが勝利を収め、パイロット版製作抜きでストレートでのシリーズ化が決まった。
タイトル未定のドラマ版では、原作者のブラウンとカールトン・キューズがクリエイター・脚本・製作総指揮を兼任。キューズはショーランナーも担当する。大ヒットドラマ『LOST』のプロデューサーとして知られるキューズは、『刑事ナッシュ・ブリッジス』や『ベイツ・モーテル』『トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン』のクリエイターを担当。Netflixとは近年、『ロック&キー』『パルス』で組んでいる。
Robert Langdon TV Series Based On 'The Secret of Secrets' Ordered By Netflix From Dan Brown & Carlton Cuse https://t.co/rttQ58SF4T
— Deadline (@DEADLINE) May 22, 2025
原作の「The Secret of Secrets」では、ラングドンが古代の力と時間に抗いながら、行方不明となった科学者を探すことに。その科学者の執筆した手稿には、人類の精神に対する理解を永遠に変える可能性を秘めた発見が記されていた…というストーリー。映像化にあたっては、緊迫のサスペンスと国際的陰謀劇が展開されるとのこと。「ダ・ヴィンチ・コード」のある記述をめぐって多くの研究者による論争を巻き起こしたことのあるブラウンは、8年ぶりの新作について「これまで私が書いたものの中で最も複雑なプロットで野心的な作品だ。書くのも最も楽しかった」と述べている。
新たなラングドン役を誰が務めるのかも含めて、続報が入り次第お伝えしたい。
『ロスト・シンボル』はAmazon Prime Video(アマゾンプライム)、U-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:米Deadline
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Photo:『ダ・ヴィンチ・コード』© 2006 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED./『ロスト・シンボル』© 2020 Peacock TV LLC. All Rights Reserved.