
今年1月よりNHK BSプレミアム4Kにて日本初放送となった『マキシマ オランダ・プリンセス物語』が、NHK総合で6月1日(日)23:00より放送される。
実際の出来事に着想を得る
本作は、実際の出来事に着想を得て脚色したフィクション。アルゼンチンでのびのびと育った独立心旺盛な女性マキシマが、アメリカで仕事のキャリアを積んでいる時にオランダの皇太子と出会い、やがて婚約するまでの喜びと苦悩の道のりを描く。ウィレム=アレクサンダー王子と恋に落ち、2013年にオランダ王妃となったアルゼンチン出身のマキシマ・ソレギエタの人生を基にした作品だ。
実際の出来事に着想を得て制作された作品のため、様々な国の歴史、情勢が描かれる。マキシマの故郷であるアルゼンチン、仕事で移り住んだアメリカ、ウィレムと出会ったスペイン、結婚準備のために引っ越したベルギー、そしてオランダの5か国が登場。グローバルな視点を持つ自立した女性であるマキシマが、それぞれの時代や場所で何を感じていたのかが映し出される。
『マキシマ オランダ・プリンセス物語』あらすじ
1999年。祖国アルゼンチンを出てアメリカのニューヨークにある銀行で働いていたマキシマ・ソレギエタは、休暇先のスペインで友人を介してオランダの皇太子ウィレムと出会う。自然と惹かれ合うようになった二人は愛を深めていくが、ほどなくしてマキシマは未来のオランダ国王の交際相手としてマスコミに追われるように。マキシマはウィレムを信じ、他国の王室の一員になるための努力を続けていたが、やがてマキシマの父ホルヘが、かつてアルゼンチンの悪名高い軍事独裁政権下で閣僚だったことが大きな問題となる。いつも自分の心に忠実なマキシマは、愛する恋人と家族の間でどんな決断を下すのか?
マキシマ、ウィレムを演じるのはデルフィナ・チャベス(『アルゼンチーナ~情熱と復讐の果て~』)とマルタイン・ラケマイヤー(『人生はマラソンだ!』)。そのほかには、ゼバスティアン・コッホ(『HOMELAND』)、ダニエル・フレイレ(『だれもが愛しいチャンピオン』)、ヤーコブ・デーウィック(『正義のレジスタンス』)など、アルゼンチン、オランダ、ドイツ出身と国際的なキャストが名を連ねる。
『マキシマ オランダ・プリンセス物語』は6月1日(日)23:00よりNHK総合にて放送開始。(海外ドラマNAVI)
Photo:『マキシマ オランダ・プリンセス物語』© 2024 Millstreet Films/RTL