
リミテッドシリーズとして制作された『ウォーキング・デッド』のスピンオフ『ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ』について、クリエイターのスコット・M・ギンプルがシーズン2の可能性を示唆した。米Screen Rantが伝えている。(※本記事はネタバレを含みますのでご注意ください)
『ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ』はまだ続く?!
長年にわたり『ウォーキング・デッド』で主要キャラクターとして活躍したアンドリュー・リンカーン演じるリック・グライムズと、ダナイ・グリラ演じるミショーンのその後を描いた『ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ』。2024年2月に米AMC(日本ではU-NEXTにて独占配信)で放送が開始されて好評を博したが、二人の今後についてクリエイターがコメントした。
The Directのインタビューに応じたギンプルは「もともとは1シーズンのみのリミテッドシリーズとして制作しましたが、それは決して彼らの姿を二度と見られないという意味ではなく、あくまでシリーズとしては限定的なものにするという意味です。ただ、私はいつも“絶対にない”とは言わないようにしています。この世界では何が起こるか分かりませんから。どんな展開になるかは分かりませんが、リックとミショーン、あるいはほかのキャラクターの物語が何らかの形で続く可能性は十分にあると思います」と語っている。
シーズン2継続か、ほかのスピンオフに登場も
本スピンオフへの批評家のレビューは概ね高評価で、Rotten Tomatoesでは批評家スコアで88パーセント、視聴者スコアも74パーセントを記録。視聴率の面でも大成功を収め、初回放送で300万人の視聴者を獲得。2018年以来、AMCで最高の初回視聴率を記録した。
さらに、AMC+での配信においても、第1話が史上最も視聴された作品に。リックとミショーンという人気キャラクターに対するファンの熱量は、依然として衰え知らずのようだ。
そんな本作の結末は、今後の展開に含みを持たせる形となっている。リックとミショーンはハッピーエンドを迎えたが、彼らが生存しているということは今後も『ウォーキング・デッド』ユニバースに登場する可能性を示唆している。本作のシーズン2として復活する、もしくはシーズン3へと突入する『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』や今年5月からシーズン2が開始する『ウォーキング・デッド:デッド・シティ』といった別のスピンオフ作品に登場することも十分に考えられる。
幸せなリックとミショーンのまま終わるのがよさそうな気も
『ウォーキング・デッド』の世界でハッピーエンドとなることは非常に珍しく、リックのようにシーズン1から登場したオリジナルキャラクターは、その大半がすでに命を落としている。もしリックやミショーンが再登場することになれば、彼らの幸せな結末が壊される可能性も…。
『ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ』がシーズン2へと継続されるかはまだ不明だが、リックとミショーンの物語は何かしらの形で続いていくのかもしれない。
『ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ』はU-NEXTで独占配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:米Screen Rant
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Photo:『ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ』© 2023 AMC Networks Entertainment. All Rights Reserved.