
Netflixの大ヒットシリーズ『私のトナカイちゃん』のクリエイター兼主演を務めたリチャード・ガッドによる新作の撮影が開始した。
新作は兄弟の40年にわたる物語
新作のタイトルは『Half Man(原題)』で、HBOとBBCの共同制作によるドラマシリーズとなる。当初ガッドは出演予定ではなかったが、ジェイミー・ベル(『異人たち』『シャイニング・ガール』)と共に主演を務めることが決定している。
『私のトナカイちゃん』がNetflixで世界的なヒットを記録し、ガッドが一躍注目の存在となってから1年足らずで新作の撮影開始となった。HBOの公式X(旧Twitter)アカウントでは、ガッドが『Half Man』のクランクインを記念してカチンコを持つ写真を公開。
From the Emmy Award-winning creator and star of Baby Reindeer Richard Gadd, the HBO Original series #HalfMan is now in production. pic.twitter.com/vM1l748jV4
— HBO (@HBO) February 5, 2025
『Half Man』については、現時点で多くは明かされていないが、ルーベンとナイルという疎遠になった兄弟の40年にわたる物語を描くとされている。物語の発端は、ナイルの結婚式に突然ルーベンが現れたこと。この再会が大喧嘩へと発展し、1980年代から現代に至るまでの兄弟の人生を巡る壮大なストーリーが展開されるという。
『私のトナカイちゃん』は、ガッドが手がけたダークコメディで、批評家からも絶賛された作品だ。元々は舞台劇としてスタートし、ガッド自身の実体験を基にしたストーリーが話題となった。劇中では、ガッド演じる主人公がバーで働いていた際に、ある女性にストーキングされるという衝撃的な展開が描かれる。
この劇場作品は大きな成功を収め、その後Netflixでミニシリーズ化されることとなった。そして今回、『私のトナカイちゃん』以降初の新作として『Half Man』の制作が発表され、ガッドの次なるステップに大きな期待が寄せられている。
『私のトナカイちゃん』は、Netflixで独占配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『私のトナカイちゃん』© 2024 Netflix, Inc.