米USA Networkにて2011年から2019年にかけて放送され、コロナ禍に再ブームを巻き起こしたリーガルドラマ『SUITS/スーツ』より、ロサンゼルスを舞台にした新たなスピンオフに出演する追加キャストが発表された。主演を務めるスティーヴン・アメル(『ARROW/アロー』)と同じくアローバースに出演していた人の参加が話題を呼んでいる。米Varietyなど複数のメディアが伝えた。
アローと『THE FLASH/フラッシュ』のあのキャラが…
制作が進められている新スピンオフ『Suits: LA(原題)』は、出演する顔ぶれが着々とリリースされているが、この度、新キャストとして『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』のマギー・グレイス、『ナルコス:メキシコ編』のマット・レッシャー、『ザ・ブレイブ:エリート特殊部隊』のソフィア・パーナス、そして新進気鋭のカーソン・A・イーガンの4人が加わった。
'Suits: LA' Casts Maggie Grace, Matt Letscher, Sofia Pernas, Carson A. Egan in Guest Star Roles (EXCLUSIVE) https://t.co/Z7eTCEoPZs
— Variety (@Variety) December 10, 2024
ほかには、主演のスティーヴン、ジョシュ・マクダーミット(『ウォーキング・デッド』)、レックス・スコット・デイヴィス(『Lの世界 ジェネレーションQ』)、ブライアン・グリーンバーグ(『僕が教えるアメリカ成功術』)といった面々がキャストとしてすでに発表されているほか、本家シリーズからハーヴィー・スペクター役のガブリエル・マクトが複数のエピソードに登場すると伝えられている。
スピンオフの主人公は、ニューヨークの元検察官、刑事事件とエンターテインメント問題を専門にしたブラック・レーン法律事務所をロサンゼルスに構えているテッド・ブラック。旧友のスチュアート・レーンとともに15年前に始めたこの事務所が危機的な状況を迎えたことから、彼は新たな道を模索することになるようだ。
今回加わった新キャスト4人はいずれもゲストとしての出演。それぞれの役柄は以下の通り。
マギーが演じるのは、自信に満ちあふれた鋭いウィットの持ち主アマンダ・スティーヴンス。自己資金が潤沢な独立した弁護士で、プロボノ活動を行って行き場のない依頼人たちを助けているという役どころ。ブラック・レーン法律事務所に間借りしているもののテッドの部下ではないため、テッドと衝突することになるかもしれない。
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— Matt Letscher (@MattLetscher) May 4, 2023
『THE FLASH/フラッシュ』と『レジェンド・オブ・トゥモロー』というDCドラマにイオバード・ソーン役で出演していたことでも知られるマットが本作で演じるのはテッドの父親。恐怖と威圧的な態度によって相手を支配しようとする父親は、テッドの弟エディに対する態度が原因でテッドとは疎遠状態にあるという役どころ。父親は関係修復を望んでいるが、テッド側は関わることを完全に拒否しており、テッドが抱える親子関係の難しさも描かれることになるようだ。オリバー・クイーン/アロー役のスティーヴンとイオバード・ソーン役のマットというアローバースのキャストたちの親子役に期待が高まる。
ソフィアが演じるのは地方検事局きっての敏腕と評されるエリザベス・スミス役。エリザベスとテッドは注目度の高い殺人事件の裁判で直接対決することになり、聡明で実直な上に困難な課題にも対応できるエリザベスは、テッドにとって手強い相手と言える。
そしてカーソンが演じるのはテッドの弟エディ。優しくユーモアあふれるエディに深い愛情を抱くテッドは、弟を心のよりどころにしているという。
『Suits: LA』は米NBCにて2025年2月23日に放送開始。『SUITS/スーツ』全9シーズンはHulu、Netflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)
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